ネット上のフォトを加工したもの。
特に何の脈絡もなく、ここ数日のフォトをピックアップした。上の加工は偶然板チョコのようだし、
下はコーヒーなどで、気が付くと偶然にも「こげ茶色系」という「色のテーマ」で、括ることができる。
テーマが後でこじつけで出てくる。
一昨日行った喫茶コメダで買ったコーヒー豆。コメダのブレンドとのことだった。
帰って来て入れて飲んでみた。ブラジルとコロンビアなどのブレンドと書いてある。
ブラジルの酸味はほとんどなく、程よい苦みとふわっとしたコクがあり、美味しいと思う。
コーヒー通ではないのでこの位しか感想が出てこない。
これは、銀座パウリスタのコーヒー。左が店の定番のブレンド。これもよく飲んでいる。
右は、明治44年創業を記念して今回特別に作ったというブレンド。
この他、店には正確な名は忘れたがOldの文字の付くブレンドも置いてあり、
コクと苦みが強く、美味かった覚えがある。
幕張の見本市でもらった岩塩。モンゴルの奥のチベットに近い所の産だと言っていた。
もう何年も前のことで正確なところは忘れた。
こげ茶色のものは舐めると、ほんのりと硫黄のような味もする。
室内の明かりで普通に撮るとこのようになる。
上のものをフラッシュをたいて撮るとこのようになる。
フラッシュをたくと真正面からの明かりになるので、陰影が無くなり
細部は鮮明になるものの立体感が薄れてしまう。
フラッシュをたいて撮った。上の岩塩のひとつ。
これはこげ茶ではなく縞があり赤みがかっている。
ハマチの刺身のような色。
上とフォトと同じ岩塩。
裏から光源をあてると透き通って見える。
石でこういった色のものもよく見るような気がする。大理石かな。
主にこげ茶色の岩塩が入った小瓶。
◆これをグルメというカテゴリーに入れるかと言われそうです。グルメというと、どこかのレストランで食事したとか、ラーメンならラーメンに思い切りこだわった内容のものとかが良いかなとも思うのですが・・・。
◆北海道の「網走水産」という会社のシャーベット。宅急便で様々な品を全国に送っているようです。これは一カップはそれほど大きくはありません。普通の大きさです。夕張メロンから作られているのですが、味が濃厚です。紹介したいろいろな人にも好評です。美味でした。
トビウオの刺身
晩のおかずがトビウオだった。それも刺身。トビウオの刺身が美味いのを知ったのは最近のことである。空を飛ぶ魚としてしか知っておらず、変わった魚、という印象しかなかったのでまさか刺身になるとは思いもしなかった。どこで獲れたものだと思うか? クイズである。・・・・・・・・・。すぐに答えを言ってしまうのだが・・・東京湾。ホントか、と思う人も多いはず。意外な感じがする。そんな近場で獲れるのか、東京湾を魚が飛ぶなど想像できない。でも東京湾で獲れたそうだ。安藤忠雄などが東京湾の埋め立て地を森にする、などと言っているが、彼が言うと勢いが付いてしまって、もっと面積を増やそうなどという話がすぐに持ちあがったりするからかなわない。私は、森をつくるのは結構だと思うが埋め立ては最小限にすべきだと思う。都市排水の浄化がこれまで以上に進めば、今まで減少していた海に魚が戻ってくるだろう。今でも、以前より少しではあるが魚が増えているという話も聞く。江戸前の魚が多く食べられるようになれば楽しいではないか。安藤忠雄の計画は大々的過ぎて、海の生き物は死滅するのではないか。それでは、つまらない。ゴミの問題があるのだろうが、銚子近辺まで持っていって、太平洋へ向かって埋め立て地を突き出させたらどうだろう。広いしいくらでも突き出すことができる。荒唐無稽な話と思われるかもしれないが、東京湾の埋め立てには限界があるだろうし、生きた海にしていくためには、埋め立てもいい加減にした方がよいと思う。
トビウオは白身の魚で、透明がかっている。味は淡白で美味いが、鯛の淡白さに較べると、少しモチッとしていて重たい。塩焼きにしても美味いそうだ。
yakohama・中華街 feb2010
横浜の中華街はどこを歩いても、食べ物屋でいっぱいだ。
これから何か美味しいものでも、という人で溢れている。
食べている時の顔はどの顔も幸せそうだ。
日が傾いた頃から街路は人通りが絶えないが、
そんな中に、少しだけ人の動きや集まり具合が少ないところがある。
小さな公園や、図らずもできた空き地などである。
空白のspot。
動画はそういう所。他の場所に較べ、ほのかな薄暗さ。
木にイルミネーションが施されていた。
ベンチに腰掛け、ケータイで連絡を取るスーツ姿の人がいた。
近くの店で買ってきた菓子を食べる少年少女がいた。
ホッとするスペース。
その昔、作家の開高健だったかが、その著書の中で、ズブロッカのことに触れていた。確か彼は、旨い酒は何故か水に近づいていく、というような事を書いていて、そこでズブロッカに触れていたと思うが、とても水のようには思えないし、ずいぶん以前に読んだものなので、記憶違いもあるかもしれない。ズブロッカは好きで、時々買ってきて飲む。瓶の中にバイソングラスという、一本の草が入っていて、その色がウォッカに滲み出、綺麗な薄緑色をしている。ポーランドの草原で牛が食べる、その草であったと思う。コップに注ぎ、少しだけ口に含むと、かすかな草原の香りと、ウォッカにほんの少しだけ、まろみととろみ、ほんのすこしだけ、がついた味わいがする。キンキンに冷やして飲むと、いつも旨いものだなと思う。
ツルツルナポリタンにしろニュルニュルナポリタンにしろ、旨くはあるのだが、いつも何か物足りないまま食べ終わるのだ。ボンゴレとかカルボナーラなどとはそこが違う。なぜなのだろうと思っていたら、単に好みの問題なのでは、という声が聞こえてきた。そうか、と納得してしまったのである。あるいはナポリタンというのは簡単に作れそうだけれど意外に難しいのかもしれない。どこかのシェフにでも聞いてみなければならない、とそんなところ。
こんなのはグルメの言うことではないけれど私はグルメではないので、よいことにする。結果はたいした趣旨ではなかった。ジャンルはグルメに入れておこう。
天高く MogMogメタボ 馬肥ゆる
横浜の空の、うろこ雲は天高く浮かんでいた。秋は深まりつつあるわけだが、風流は私にはあまり似合わない。かなり機能的にできた頭だからだ、と自分では思っている。そうでないときは寝ぼけているときだ。風流というより何はともあれ食欲の秋である。いずれ機能的とはあまり関係が無いのだった。
馬肥ゆる、で馬の肉、つまり桜肉料理のことを思い出したのである。長野の松本に桜鍋を食べさせる料理屋がある。何軒かあるがどこも美味いらしい。あの辺りは桜肉の産地である。友人と二人で年の瀬も押し迫った頃、信州松本を旅し、山国の冬の寒さを楽しみつつ熱い鍋をつついたのだった。
松本の街が私は好きである。歩いて丁度良いくらいに街が広がっている。歩いて街の骨格として意識されるのは、街の真ん中を流れる川だろう。川だから骨格としては柔らかで非直線的な軸である。後は城。これはもう城下町だからそうである。点とそれに付随する周辺として意識される。そして遠くに山並みが望める。歩いて丁度良いというのは旅人にとってというだけでなく、街の人々にとってもそうなのだろうと思う。私に道を教えてくれた若い女性は、かなりの距離を歩く私と同じ方向にやはりかなりの距離を歩くのであった。同じ方向に行くのを面白がっているようだった。そういう街なのだろうと思う。お年寄りものんびりと歩いている。
車が無ければ成り立たぬ社会になったとはいえ、松本は歩くという身体感覚で捉えることのできる街である。縄手通りと呼ばれる川沿いの通りには旅人相手の土産物などを扱う店が立ち並ぶ。。私と友人はそこら一帯をぐるぐると健脚にあかせて歩き回った。川沿いの土産物通りも良いが、川から何本か筋を入った中町通りは、古くからの店が軒を連ねる通りで私たちはこの辺りも気に入り歩き回ったのであった。かつて私はこの近くをぶらつくうち偶然見つけた店でbluesのCDを買った事もあり、それはアタリのCDだった。そして歩いているとふと気付く事があるのだ。街の所どころに湧水の小さな水汲み場があるということに。いくらでも湧き出ていていくらでも汲める。街の人も夕暮れのいっ時に散歩がてらやって来てペットボトルなどに詰めている。喫茶店などをやっている人もコーヒーを入れる水を汲みに来ている。こういう光景に触れると、旅人相手ではなく街の人たちの中に水が生きているのだな、と実感するのである。川もしかり。その水場の水は名水に数えられるそうで、実際に飲んでみると空気の良さも手伝って実に美味いのであった。水の美味いところには基本的に美味い酒があるのは世の定説。美味い酒と熱い桜鍋で冬の夜を過ごしたのである。
・・・・・ H₂O この不思議なもの。水とも言う。水と言えばいいものを、ということではなく、いろいろな言い方があるのだ。雲にもなるし霧にもなるし、いろいろ形も変える。この文字をじっと見ているとOという字が消えてHが2個あるというイメージが浮かんできた。浮かんでこんでもいいのに浮かんできたのである。ラグビーのゴールに見えてきた。見えてこんでもいいのに見えてきた。うーん、今度また大学対抗戦の試合もあるし、チョー(ここは裏声で)メジャーの試合で、オールブラックスとワラビーズの試合もあるし・・・。それがどうしたの?と言われるとそれまでの話になってしまうのだが・・・
「福の箸」順正 奈良吉野産・桧の端材
「福の箸」と名付けられた、京都の「順正」さんからの贈り
物。
箸袋の色がとても良いので10本頂いた内の5本を並べまし
た。この箸は店でもだしています。
「順正」は言わずと知れた京都の湯どうふ屋さんです。何軒か
店を構える内の「南禅寺順正」に私は2008年の元旦に友人
と訪れました。旧友とお酒の徳利を傾けつつ・・・・
8月4日は地元の神社で「箸の感謝祭」が行われるそうで、
「順正」では箸を払い清めてもらっているそうです。
下は、南禅寺の境内にある琵琶湖疏水が流れる「水路閣」
これもまた有名でよく絵ハガキなどになっています。ここも
「湯どうふ詣で」に並び、訪れました。