カッキーYAMA   akihiko tange

手始めに、日常的なことを気の向いたときに載せていくつもり。

加賀白山の旅 永平寺 Aug2020

2020-09-30 | エッセイ

水の音だけが響いていたような気がするけれど、後で見てみると蝉の声もまたかまびすしい。暑い夏の日。


見るのに疲れて、しばし空を見上げる。

今回、那谷寺と永平寺のふたつの寺を見た。比較すると那谷寺は岩山等のある地形全体を伽藍としている感じ。かたや永平寺は山の斜面に沿って建てられた建物や中庭が纏まりがあって、それが伽藍といった印象だった。







ちょうど良い頃合いに椅子があり、腰掛けて休憩する。
お寺の中には休憩所もあり、そこで出されているほうじ茶が有り難かった。






傾斜のある通路部分では建物の形に合わせて窓も菱形に組まれている。長い年月の内にガラス窓の枠が変形して立て付けが悪くなっているようで、僧侶も開け閉めにコツが必要なのだろうなと思った。




沐浴の場所。




いいな!









やっとの思いで外へ出る。時間が経つのを忘れていたようだ。2時間ほど。やはり疲れた。でもゆっくり見ることが出来て満足だった。


車を停めてあった食事処で蕎麦を食べた。
喉乾きお茶旨くお代わりし、注文した大盛り蕎麦を待っているところ。
もう一皿は名物の胡麻豆腐。


永平寺を見終わって再び帰路に付いた。東京まで遠い気がした。高速を利用し高山へ。高山でジャズ喫茶に行き、涼みつつひとしきりマスターと話し、飛騨牛の店を偶然見つけて食べて腹を満たし、その後、飛騨の山中の道を松本へと抜けて帰った。





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加賀白山の旅 永平寺 Aug2020

2020-09-30 | エッセイ

目線の通りの良さを感じる。


中庭、いいな!


















ここまでくるともう一息。なんかまだ山に登ってでもいるような・・・。

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加賀白山の旅 永平寺 Aug2020

2020-09-30 | エッセイ
車に乗り出発。福井の街、さらば。
永平寺へと向かう。30分余り。近い。
昼近くなり、また暑さが増していく。
お寺近くの駐車場に車を停めた。


参道を進む。木々が繁り、木陰が有り難い。
永平寺は今まで一度も訪れたことがなく、ここ福井まで来れば少しでも見ておかないとといった気持ちだった。


お寺の中へ。入口の所で、持っていたはずのマスクが見当たらず、どうしようかと思っていたら、そこの担当の人が一枚分けてくれて有り難かった。気持ち良く拝観できそうだった。


建物内部はかなり広そうで見てまわるのに時間がかかりそうだった。


外は暑い!


飾り気のない率直な力強さを感じる。


個々の建物に凝縮されたものを感じた。伽藍も綺麗に纏まった印象。
山の傾斜に沿って段上に建てられている。
だから、通路部分などは階段が多い。登山後ちょうど2日目で、やはり筋肉痛が太ももあたりに来ていて膝を曲げるとヘタってしゃがみこんでしまいそうだった。


いいな!水も豊富そうだ。








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加賀白山の旅 路面電車 Aug2020

2020-09-29 | エッセイ
路面電車に乗る。
進行方向が変わったりするので、運転士が後ろへ行ったり前へ行ったりしていた。
福井駅から少し離れると線路が直線になり、かなりのスピードを出していた。
















適当に、ある駅で降りる。降りたのは僕だけ。ポツンと、駅もそんな感じだった。楽しかった。運転してくれるものに乗ったからかもしれない。
しばらく駅にいて、反対から来た電車に乗り、福井駅へ引き返した。




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加賀白山の旅 駅 Aug2020

2020-09-28 | エッセイ
どうも夕陽が沈むのを無意識のうちに息を詰めて見つめていたようだ。沈んだ後、水平線の上に何も無くなった空を見つつ、ほ~と何度も息を吸い込んだ。
砂浜はあたり一帯暮れなずみ、軽い興奮を胸に停めてあった車に乗り込むと、福井中心街への帰路をとった。
お堀端の宿を2連泊で取っていたので、帰る場所が分かっているのは楽だった。暗い夜道は時間的に車の往来が意外と多いのだった。
宿へ帰り、またひと風呂浴び、街へ晩飯に出た。
店の人と旅の話や福井の話などし、コンビニへ寄り、宿に帰ってそれで、これ。

ワンカップ。コンビニはどこも地酒を少し置いていて、買って宿で飲むのが楽しみのひとつ。


街の様子。
駅の近くではあるけれど、夜はあまり店は開いていない。

福井の街は駅周辺は開発で整理されたようだ。観光客相手のインフォメーション、イベント施設、特産土産物店などの入った建物が新しく建っている。食べる所はないのかと言うとそれはあって、駅から少し車で移動するとフランチャイズを中心に沢山良さそうな店がある。車が必須という今の地方都市の典型的な街だった。駅から歩きだけだと少し距離が足りない感じだった。

翌朝、また朝飯をお代わりして食べ、今日は東京へ帰るため宿を出発の予定。


駅前の通り

午前中、少し時間に余裕があったので駅へ行き、市電に乗ってみた。市電の速度だと街を眺めるのにちょうど良いかもしれない。



駅のロータリー周辺。






駅前の通り。




福井駅。


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加賀白山の旅 海岸線づたいに Aug2020

2020-09-28 | エッセイ


この日、東尋坊から鷹巣海水浴場へでも行って泳ごうかなと思っていた。その先、海岸線沿いに車を走らせ、敦賀まで行くことも考えはしたけれど、ひとつの県はやはり大きく、ただ目いっぱい走るだけになってしまいそうだったので、鷹巣止まりとした。泳げればそれで良かった。

鷹巣海水浴場へ向けて出発してすぐ、三国サンセットビーチがあり、ビーチがちらっと見え、もうここで泳ぎたくなって車を停めた。湘南など関東の海辺とは違い、駐車場は無料。広く大きくいくらでも停められる。海岸伝いにずーっと駐車場。すんなり車を停めて、海水パンツにはき替えていると、ああこんなに自然なんだという気持ちになる。


三国サンセットビーチ。日が沈む時間まで今しばらく。




海の家も開店していた。


泳いで、いやはや気持ち良かった!


鷹巣海水浴場へと移動して夕陽を眺める。海の水平線にストレートに太陽が沈んでいくのを初めて見た。
海に陽が沈むとはこういうことを言うんだ、としばし感激した。
好天という運にも恵まれた。
福井の人々には見慣れた景色かもしれないけれど。
陽が沈んだあとは風が吹き、あたりはしんと静まり返っていた。











綺麗な砂

海の家はこの時間にはもう閉まっていた。

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加賀白山の旅 東尋坊 Aug2020

2020-09-28 | エッセイ



いかにも海辺の街らしい。


東尋坊タワーに登ってみる。海岸線は意外に広く、ひと口に東尋坊と言ってもどうなっているのか?と、高みに登ればだいたいつかめるかなと。暑いので無駄に歩きたくないなという気分も。登っている人は少なかった。
東尋坊は有名な観光地なので過去に一度くらいは訪れているだろうと思っていたが、来てみると記憶にはなく、初めての場所だった。


良い景色! 海岸線が一望でき、東尋坊ってこんな感じの広がりなんだ、と眺めていた。


岩の上から海に飛び込んで遊んでいる人たちがいた。腹でも打つのではないかと眺めていた。思ったより上手く着水していた。自分には怖いのでとても無理だなぁと思った。


喋りに関西弁が多く混じっているようだった。福井もここまで来ると関西は近い。海伝いにドライブして来ている人が多くいるのだろうなと想像した。






イワバカフェが通りの向かいにあって、自分のいる所はダウンビートという名の喫茶店。外があまりにも暑いので、ひんやりとした店内が有難く、コーヒーも気付けになる。

ジャズが流れている。
この時、客は自分ひとり。
もっとよく聴きたいので、少し音を大きくしてくれませんか?とマスターに言ったら、調節してくれた。
スピーカーの脇にギターが立て掛けてあった。
「ここでライブなどやるのですか?」
「いえ、私がときどき、趣味で」





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加賀白山の旅 那谷寺 Aug2020

2020-09-26 | エッセイ

神社もあり・・・・
そう言えば、芭蕉句碑もあった。
芭蕉はいたる所に句碑があり、こんな所にまで来ていたのかと思う。








軒と空と。







歩き疲れた。お寺の外へ出た時には丁度、昼飯どきで、蕎麦が食べたく、目の前に蕎麦屋が。一気に食べてしまった。花山亭。


暑い中を巡り歩き、なにか修行でもしたのではないか、と思ってしまった。



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加賀白山の旅 那谷寺 Aug2020

2020-09-26 | エッセイ
また、ヒーヒー歩く。
とは言いながら、気持ちの良い木陰もあり、想念と空白が交錯するような気分だった。




三重塔




また歩く・・・











先程近くで見た奇岩遊仙境が展望される。こういう眺めの位置があるのも、やはりといった印象だった。


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加賀白山の旅 那谷寺 Aug2020

2020-09-26 | エッセイ
境内を歩くうち、この辺りに来て、あ~!と思った。なぜこのお寺を建立した人がここを選んだのか。
境内全体が言ってみればお寺という、この感じ。景色自体がお寺といった・・・。長らく自分もこういった感覚を忘れていたようだった。

後でパンフなど見ると、古く岩谷寺と呼ばれていたそうで、さもありなんと思った。






本殿 岩に寄り添って建っていた。
ここの一枚の写真を偶然にもネットで見て、行ってみたいと思ったのだった。












柔らかな岩を穿って造った通路を通る。

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