年賀状のお年玉抽選くじの当たったものを郵便局に替えてもらいに行った。子供の頃は、真っ先にTVで当たり番号が発表されるとメモし、直ぐに当たっただの外れただのとやっていたのだが、この歳になるとどうもそういった感激が薄れ、新聞などでいつ発表されたかも知らぬまま何日も過ぎていたりするのだ。こういうことは歳には関係なく躍起にならねばならぬ。少々飽きてしまったわけなのだが、それでも切手シートだけでも当たると、ささやかな、と言っていいような嬉しさがあり、今年も交換しに行ったのだ。切手シート2枚だけ。
郵便局で、女性局員が
「あのー、これ、番号違います。」
「ええっ?」
「この紙に当たり番号が書いてありますから、もう一度調べてみてください」
ンなことあるかいな・・・
母親が書き写したメモが違うメモだったのだ。年末ジャンボ宝くじの当選番号メモだったとさ・・・。もう一度調べ直したら、切手シートが1枚だけ当たっていた。昔のオマケ的嬉しさがあった。グリコのオマケのような。オマケは豪華ではなく、あくまでもオマケだから嬉しいのだ。ジャンボ宝くじの方は豪華に当たって欲しかったのだが、かすりもしなかったそうだ。