身体の機能低下で初めて感謝の気持ちを持つ
人間は生きてる限り個人差はあるが一定の年齢を境に衰え
ていくものである。家電や車のように長年使用していると
何処かガタがくるのと同じで人間にも加齢によって、いろ
いろなところにガタがくるものである。
普段は当たり前のように機能している身体に対して当然の
ように日常生活を過ごしているが、見えたり、聞こえたり、
話せたり、歩けたりなどができることに対して感謝の気持
ちを持つことはない。
しかし、病気や老化によって当たり前と思ってた機能が低下
したり失うと、いらだちや悲しみに直面し不安になる。人間
は最後まで全ての機能を失うことなく生きていることは不可能
である。自分自身の身体の機能を失って初めて、その有難さに
気付き、そしてそれらに感謝の気持を持ち,酷使せず労わるよ
うになる。
人間は歳を重ねることに身体の何処かから機能低下になるが、
落ち着いてそれらを受け入れ、これからも一日でも長く働い
てくれるを願い日頃からの感謝の気持ちを忘れずに生きてい
くことが大切なことだと改めて思う。