改めて体幹トレーニングの必要性を知る
14年前に脳幹梗塞で倒れて以来、後遺症の一つに体幹機能障害がある。
少しの動作でバランスを崩しそうになったり、長時間良い姿勢を保つのが辛かったりする。
そもそも、体幹とは、頭部と四肢(手足)を除く胴体のことを指す。
そして体幹トレーニングとは、胴体部分を強化するためのトレーニングで、特に腹部の深層部のインナーマッ
スルを鍛えるトレーニングである。
体幹を鍛えることで、身体を安定化させ、バランスをとりやすく、良い姿勢を保ちやすいなど、私にとっては
不可欠なトレーニングである。
一度ダメージの受けた神経細胞は、回復するのは困難とされているが、決してそんなことはない。
現に私は退院時には、数歩歩くのがやっとだったが、今では普通に歩けるし小走り程度なら可能である。
完全復活とまではいかないが、日常生活には支障のない程度まで回復できた。
これも、体幹(特に腹筋)トレーニングを続けてきたお陰だと思っている。
現在は「まん防」の適用中なので、自室で腹筋やバランス強化のトレーニングを中心に毎日行っている。
今後は、加齢と共に衰えていく体力を,強化するというより、現状を如何に長く維持するかを目標に
体幹トレーニングを続けていこうと思っている。