コロナ感染拡大と東京パラリンピック
一昨日のニュースで都内の重症患者対応の病院医師は、都民
に対して「もはや、自分の命は自身で守ってください」と言
及されたことに医療崩壊の実体を強く感じた。毎日、全国各
都道府県の感染者数が公表され各知事から緊急事態宣言の要
請がなされてるが、今や感染者数も緊急事態宣言も、国民個
人に於いては殆ど意味がなく、ワクチンを始めこれだけ情報
が錯綜する中、自らの命は自らで守るしか対策はないと肝に
命じて予防対策に徹するしかないと強く実感した。
そんな中、一昨日パラリンピックが強硬開催され、約17万人
もの都内の子どもたちをパラリンピックに「学校連携観戦プ
ログラム」と称して「極めて教育的価値が高い」と実施する
方針を崩さなかったが、現時点では参加中止が相次ぎ4万人の
参加に激減した。子供の命を自治体や学校の管理下で参加さ
せること自体、無責任極まる計画である。
国や都としては、パラリンピックが終わるまでは何が何でも
関係者のコロナ感染者を防ぐことに躍起になってる間に、国
内は取り返しがつかない程の「コロナ地獄化」という壊滅的
な状態になってしまうような気がする。一体、国も都も「コ
ロナ地獄化」に対して、如何に対処しようとしてるのか私に
は全く先が見えない。