あきらの稽古日誌~合唱、日本舞踊、ETC

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立ち稽古始まる

2015-10-28 06:47:28 | 日記
「鼬(いたち)」の立ち稽古が始まりました。
デレクターの指導方針は、これまでと変わったように思います。
つまり:
ずいぶん経験を積んできたのだから、これからは手取り足取り指導しなくても、各人が自分で考えてやれ!と

久し振りのディレクター語録:
・みんな勉強してきていないなあ。稽古場に来れば何とかなると思ってるのか!少しは進歩を見せてほしい!
・これまでの芝居は、掛け合いセリフでそれなりの場面は作れたが、この芝居は今迄のより何倍も密度が濃くて、彫が深い。セリフの裏に色々な“想い”が絡み合っている。そういうのが出てこないと、単に威勢のいいセリフが空回りしているだけになってしまう。
・この芝居は、すごくむつかしいんだ!でも…それだからこそ劇団十周年の到達点として、私はこの芝居を取り上げた。この芝居の稽古に耐えられるように、しっかり考えて来てほしい。各自、自分の壁を乗り越えて来てほしい。

今回の芝居に対するディレクターの意気込みが伝わってきます。
みんな、まだセリフが十分入っていないので・・・これからよくなると思うのですが
いやいや、もっともっと真剣に取り組まなくては・・・

旧家、万三郎の家で債権者たちの財産ブンドリ合戦。
伊勢金(中央)が選んでおいた程度の良い畳を山影(右端)が無断で先に持って行った。
伊勢金「喜平さ、こんなのおらが決めた畳でねえだぞ。」
喜平 「…そうかし…」
伊勢金「そうかしって何だ!お前がきめたでねえのか!」
左端は債権者の一人「古町」、炉端にいるのは旧家のお婆「おかじ」