よく晴れた日曜日、妻と、うちから車で15分くらいの「日本民家園」(川崎市)に出かけました。
チャレンジャー次回公演の「鼬(いたち)」の舞台セットが東北地方の「曲がり屋」になるので、その雰囲気を嗅いでみようと・・・。
何十年ぶりで訪れた民家園は、今も多くの入場者を集めていました。
20戸以上もある古民家見学コースの最後、奥まったところに「南部の曲がり屋」がありました。
部屋数の多さ、太い柱、黒光りした板の間、厩の広さなど民家園の中でも最上級の建物のように思いました。
奥座敷は床の間付きで唯一の畳の間で、広さは25畳あります。
「鼬」では、債権者の「伊勢金のおかみ」と「山影先生」がそれぞれ借金の代償として、万三郎家の座敷の畳をそれぞれ十二枚ずつ剥ぎ取っていくのですが、ちょうどこれに見合う畳の数です。
歩き疲れて坐った古民家の庭先に置かれたベンチで、妻が「ほら、音がする」と教えてくれたのは、周りの林の中でドングリが落ちる音「ピシ!」、また一つ「ピシ!」
目をつぶると、
おとり「生れ故郷ってよく言ったもんだなァ、三ぶ!」
万三郎「そだ、小母、村を離れて見ねえ人には解んねえだぞ、この気持ちは・・・。」
曲がり屋の台所から奥の厩の方を見る、竹ひごで編んだ”馬”の顔が見えます。
チャレンジャー次回公演の「鼬(いたち)」の舞台セットが東北地方の「曲がり屋」になるので、その雰囲気を嗅いでみようと・・・。
何十年ぶりで訪れた民家園は、今も多くの入場者を集めていました。
20戸以上もある古民家見学コースの最後、奥まったところに「南部の曲がり屋」がありました。
部屋数の多さ、太い柱、黒光りした板の間、厩の広さなど民家園の中でも最上級の建物のように思いました。
奥座敷は床の間付きで唯一の畳の間で、広さは25畳あります。
「鼬」では、債権者の「伊勢金のおかみ」と「山影先生」がそれぞれ借金の代償として、万三郎家の座敷の畳をそれぞれ十二枚ずつ剥ぎ取っていくのですが、ちょうどこれに見合う畳の数です。
歩き疲れて坐った古民家の庭先に置かれたベンチで、妻が「ほら、音がする」と教えてくれたのは、周りの林の中でドングリが落ちる音「ピシ!」、また一つ「ピシ!」
目をつぶると、
おとり「生れ故郷ってよく言ったもんだなァ、三ぶ!」
万三郎「そだ、小母、村を離れて見ねえ人には解んねえだぞ、この気持ちは・・・。」
曲がり屋の台所から奥の厩の方を見る、竹ひごで編んだ”馬”の顔が見えます。
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