あきらの稽古日誌~合唱、日本舞踊、ETC

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

町内会デビュー

2018-02-06 09:27:33 | 日記
日曜日は、地元町内会の集まりに初めて出ました。
これまで妻が出ていたのですが、全権を委任されました。
朝、まだ雪の残る道端での集会、30人ほどが集まりました。
2カ月に1回の総会だそうですが、会長さんや地元の若手市会議員さんのお話があり、約30分ほどですが内容的には初めての私には結構新鮮でした。
私の親の世代からある古い住宅地ですが、最近は結構若い人も多くなっています。
町内には新しく大規模住宅団地や幹線道路建設が進んでいる地域もあり、まだまだ活性化していきそうです。

4月には役員改選があるそうです。妻には「会長は引き受けないでね」とくぎを刺されています。

ディレクターのこだわり

2018-02-03 16:38:49 | 日記
昨日の「帽子屋さんのお茶の会」の本読みは、これまで登場しなかった“魔法使い”の場面でした。
劇の中でも特別の異彩を放つ“魔法使い”、ディレクタ-のこだわりがありました。
冒頭の1ページほどで約30分間、繰り返しダメが出ました。
特に「でも…」「だって」などの活かし方が何度も工夫されました。
そして、ディレクターの言葉;
この作家が名作だと言われるのは言葉の魔術、別役実はまさに言葉の魔術師だ。
別役実の特徴は、Aが言った言葉がBに伝わるときに“ずれる”ところにある。
そのずれがどんどん重なっていって、そしてとんでもない状況が生まれる。
それが芝居のみどころとなっている。
そしてこのような不条理劇の元祖フランスのベケットの話がありました。
よくよく考えてみるとむなしいけれど、でもそれに興じて懸命に生きているのが我々の姿なのだと思える。
この芝居は、今までやってきた芝居の言葉とは出来が違う。
一つ一つの言葉は、音楽でいえば名曲の一つ一つの音が絶妙の響きを奏でているみたいだ。
そういうセリフを我々の普段の粗雑な言葉遣いで演じると、わけがわからず、ただごちゃごちゃしたものになってしまう。
そこが難しいところだが、それがうまく表現されると誰でもわかる楽しい状況が生まれてくる。

実は私自身、「帽子屋さんのお茶の会」の面白さ、あまりよくわかってないのですが…
それでともかく子供さんが笑えるような演技にはしたいと思っていますが…
大人のお客様には…これからも稽古を重ねて考えていきたいです。