入院中、一番身近に感じるのは、
お医者さんよりもやっぱり看護師さん。
どんなにか弱く見える人でも、
自分が苦しい時にはとても力強く見えるから不思議だ。
それに今でこそ看護師さんだけど、
ちょっと前までは看護婦さんって呼ばれていた訳だから、
当然看護婦さんは全員女性。
いろいろな病棟に入院している私は、
毎回毎回違う看護師さんにお世話になったりしているけど、
看護師と呼ばれるようになった今でも、その大部分は女性。
でも去年、初めて若い男性の方が自分の日替わりの担当になった。
日替わりって言うのは、入院患者には常時担当の看護師さんが必ず一人いて、
でも3交代だし休日もあるわけだから、
常にその人が病院内にいる訳じゃないので、
そういう時には別の人が、
その日の担当看護師としてお世話してくれる。
だから私は「日替わり」って言っている。
その日替わりの担当看護師さんが男の人で、
男である私は、最初は内心ちょっと嫌だった。
だってさー、やっぱり慣れっていうのがあるでしょ。
それにイメージとか・・・
まーなんにしても、やっぱり女性の看護師さんの方がいいわけですよ、男である私としては(開き直り!(^^)!)
でも、そんな思いが覆るまでには時間がかからなかった。
なんというか、ただ単純に、話しやすいし、
話をしている時に気持ちに余裕があった。
多分、その人の人柄もあったのだと思う。
その後も何度か担当になり、退院する時には握手してくれたのも、
男同士ならではって感じ。
でも看護師さんでは無かったのかな?介護師さんだったのかもしれない。
だって、点滴の針刺しや交換時は女の看護師さんを呼びにいっていたから。
男性が医療現場にほとんど居ない(医師を除いて)ってことに、
今までは別段不思議に思ったことも無かったけど、
よくよく考えると、起き上がるのが容易ではない大柄な人を、
看護婦さん2人がかりで必死に支えて車椅子に移動している光景なんかを、
実際によく見かける。
やっぱりそんな時には男性看護師さんの方が、
スムーズに事を運ぶことが出来るのではないかと、
去年入院してからは思うようになった。
女性の多い入院病棟にだって適材適所というのがある筈だ。
だから、ぜひ男性の看護、介護の方にもがんばってほしいと思う。
私はまだ一度も男性看護師さんに点滴の針刺しをされたことはない。
でも男性に点滴される日も近いかもしれないと思う。
でもやっぱり、それは女性の方がいいかなぁ~(*^_^*)
あっ、つい本音が・・・