今日もポカポカ陽気
桜のつぼみも大分大きくなり、私も今日から日焼け止めを使い始めた。
皮膚癌、シミ、シワの原因になる紫外線、肌が荒れる日焼け止め、どちらもデメリットはあるにしても、より効果的なのは日焼け止めを塗る方のようだ。
日本は紫外線量は少ない方だとはいうものの、年々オゾン層破壊の影響で世界的に紫外線量は増えているのは事実で、オーストラリアなどの紫外線が多い国では、子供は夏の日中はあまり外に出ないとか、親が必ず日焼け止めクリームを塗るとか、そういうのが日常的であるようだ。
日本はその点、子供が日焼けして真っ黒になって遊べるというのは、恵まれた環境であると言えるが、その反面、子供時分からの紫外線予防に対する知識、認知度共に低く、考えなくてはいけない課題でもあると私は思う。
紫外線により真っ赤に日焼けした状態、これは紫外線のB波により起こるが、あの赤い肌は皮膚の毛細血管が炎症により充血している赤であり、一種の火傷で、サンバーンというそうである。
それと、2,3日経ってから黒くなってくる日焼けは紫外線A波によるもので、B波のように強烈な痛みや赤みはないが、皮膚の奥まで届き、シミやたるみの原因となり、年々蓄積されていき、年を取ってからの影響が大きいのがこのB波で、この焼け方をサンタンというそうだ。
そして一番問題なのは、A波、B波共に発がん性があるということだろう。
そして、そういうのを防ぐためには日焼け止めを塗るということであるが、肝心なのは塗りかたで、今回わたしが去年に引き続きまた日焼け止めに関して書いている理由でもある。
ある面白い記事を見つけた。
日焼け止めクリーム等、市販の日焼け対策商品には、注意事項等は書いてあるが、その使い方までを詳しく説明してあるものは少ないということだ。
実際に今私が持っている日焼け止めのクリーム(ウォータータイプ)も肝心なことは書かれていない。
こまめに塗り直して下さいとは書かれていても、一度にどれ位の量塗ればいいのかは全く無表記である。
有効な使い方は次の通りで、
太陽にさらされる30分程度前に塗る(日焼け止めの多くは皮膚と結合することによって効果を発揮する為、その程度の時間が必要)
一回の塗布量は10c㎡辺り、パール2個分
頻繁に塗ること
主にこの3つが重要だそうで、私なんかはかなり薄く塗り伸ばしていたから実際の効き方はかなり弱かったことが予想できる。
私の場合は液体タイプを10円玉1個分程度を手にとって、顔に塗ったりしている為、手の平と顔の面積を考えると、多分適量の3分の1以下の量しか塗れていなかった為、SPF50を塗っていても、実際にはSPF15程度かそれより低くしか効果は現れていないと思う。
SPF15を薄く塗っている人だと、多くの場合はSPF5以下の効果しかないということでそれは実験でも確認されているそうである。
日焼け止めの場合は、化粧と違って厚塗りがお勧めだという。
それに塗る頻度もかなり私は少ないというのも自覚している。2時間置き程度に塗るのが理想なのだそうだ。
そうはいっても白くなるのは嫌、ベトベトは嫌というのが多くの人の意見であろうが、そういう場合はSPF値が高めのものを一度薄く塗り、30分程度したらもう一度塗るとか、その後も回数を増やすなりの工夫でなんとかなるらしい。
でも肌が弱いと出切るだけ塗りたくないのはよくわかる。
私もそうだから。
そういう人は出切るだけ日光を避けるように心がけるしかない。
日焼け止めを塗っていても一日中日光の下にいても大丈夫な事はなく、日中もっとも紫外線量が多い10時から14時程度は外出は控えたほうがいいとも言われている。
生活する上ではっきり言って無理だけど、どうも私の体は紫外線が嫌いなようだから、出切るだけ気をつけてなんとか夏を乗り切ろう。