今日トイレに行ったら小用のものが二つあって、隣が空いているのに入ってきた人がそこへなかなか行かない。
なぜなんだろう
隣りに人がいるのがいやなのか、それとも自分があまりに怪しいので近づけないのか、などと不思議に思っているうちになんだか尿意がおさまってしまった
おさまってしまうとなんだか、自分がそこを離れるのがななんだかその人に用を足させるためみたく思えてきてそこを離れるのがなんとなくいやになってしまった
でもそんなことで意地を張ってそこにいるのもなんだか馬鹿らしくなって、すぐに手を洗った。
実につまらないことだけど、たとえばそこに行列ができてる場合にはいやでも自分の隣りにこなければならないだろう
もしかしたら自分のがのぞかれるのが嫌なのだろうか
いろいろ想像してちょっとだけ振り返ってみるとその人は便器に体全体を押し付けるようにして用を足していた