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長久手の立てこもり事件で援護射撃せず犠牲者が出たのは小沢民主党の政策も一因

2007-05-20 22:43:54 | Weblog

長久手の立てこもり事件ではついに犠牲者が出てしまい、しかもSATの隊員だということで、何のためのSATなのかと思った人も多いだろう。

なぜ最初に撃たれた警官を野ざらしにしたのかということだけでなく、この事件はいろいろ疑問がわくところがあって、まず最初になぜ子供たちが両親の復縁を企図して話し合いの場を持ったのかという点が疑問である。

すでに別れた元妻は警察に相談して今回の犯人に対して近づかないようにという命令まで裁判所が出しているのに話し合いの場に行くなどまったく解せない。

しかも息子が警察に通報したりこないでいいといったりどういうことなのだろうか、と思うが、実際に部屋に行った警察官もある意味仕事熱心だが、来ないでいいという通報を知っていたら行かなくてもよかったのではないか。

つまりこの事件はたとえば息子が忙しくて親のことにかまっていられないとか、最初に撃たれた警察官が駐車違反の取締りなどで忙しかったりしたら起きなかったのではないだろうか。

警察官もとりあえず様子を見に行った、ということかもしれないが、拳銃を持っている人間がいるということであれば数人で行くべきだったしこの段階ですでに場合によっては突撃すべきだったし、後ろに控えている人間に撃たせることも必要ではなかったか。

さて次にこの警察官を撃たれたまま長時間放置したのはおどろくべき話だが、まずこういう場合に生放送でテレビ中継でその場を様子を流していたとしたら、犯人にしてみたらマスコミのご協力で無料で防犯カメラをつけていただいているようなものであって、近づけば撃たれるのは充分考えられることである。

テレビなどはそういう批判は流すわけはないというか以前、小川という人がバス・ジャック事件の時に言ったのだが無視された。

つまりテレビというのは、あるいは一般大衆というのはそういう映像に飛びつくわけだから、私がそういうことはやめろといってもやめないだろう。

犯人が警察署に入るときのカメラマンの規制線を越えていく見苦しい姿を見ればそういう人種だと思ってあきらめるしかない。

さて放置した警察官の救出のさいにSATが射殺された件に関しては、先ほど犯人は殺意は無かった、と言っているというニュースが出ているが、テレビのニュースではよくたまたま当たったといわれていた。

たまたまだろうがなんだろうが、当たったものは当たったわけだからこのことはこれからも最悪のことは起こりうるとい前提で考えなければならないのに、どうもそういう風に考えられる人はいないようだからこういう事件は起こるのであると悲しいかな思う。

つまり救出に行く際にはこの場合、犯人に近づくわけだから、しかもそれが生放送されていたのであるとすればなおさら犯人は危機感を覚えるわけだから、犯人は撃ってくる可能性は高いわけであってそれがあるから救えないというのはどうしようもない話であって、こういう場合には突入と救出を同時にやるべきであるし、いずれにせよ後方からの援護射撃をするべきだったのではないか。

SATというのはどういう役割か知らないが、犠牲になったSATの人が犯人の視界に入るのであれば、犯人の方は後ろから援護射撃してくるのではないかと思い、それが自分にとって一番危険であるから防御のつもりでそっちを撃ったという可能性も今でも無きにしもあらずではないだろうかと思う。

実際にそうだったかどうかというよりも、とにかくそういうことを想定すべきだったはずではないか。

昔見た『太陽にほえろ!』という番組で拳銃を持った犯人から逃げてゆくときゴリさんと誰かが物陰から物陰へ移る場面があってその時に後ろにいた刑事か警察官が後方射撃をしないのであとからゴリさんにしこたま怒られたという場面があったと思う。

つまりこういう場面で後方から援護射撃をすべきだということは、別にSATという特殊部隊ではなくても警察学校でも習う必須事項かと思ったら、最近の警察というのは人件費や装備にはお金をかけても実際の現場ではできるだけ何もしないことに徹しているらしいから、きっとあのドラマは自分の記憶違いか、それとも現実とはまったく違う世界かもしれない。

これは違う話だと思われるかもしれないが、最近防衛大学の卒業式の訓示だかで安部首相が現場で判断しなければならない時もあるというよなことを言ったら、先ごろの党首討論で小沢民主党代表が文民統制の点で問題があるというようなことを言って難詰したらしいことはこの際思い起こしておく必要がああって、ようするにこういう政治家が日本にいる限り、この国の治安はおびやかされ続けるのであろうと思うが、テレビなどは党首討論は野党に有利なように一部しか伝えないからこういうことも一切批判されはしない。

ちなみに小沢の息子の一人は防衛大学を出たらしいが、ようするに質問とか話す中身が無いからこんな事を言い出したのかと思うが、さすがに情けない。

とにかく犠牲になったSATの人は犯人の視界に入る以上犯人を撃つべきだったがそれをさせないのは小沢民主党のように自衛隊に現場で判断させない不当な主張が警察のほうでも上から下まで隅々に浸透していて、それが今回のように犯人が投降してから何十人で飛びかかって突っ伏させるという、最後まで理解に苦しむ警察の行動の一因となっているのではないかと思う。

あんなところでなんで大勢で「突撃」するのだろうか。ああいう風に投降の姿勢を示しているのに突撃して犯人を下敷きにする意図が自分にはわからない。

すでに警察はその時点まででも失態を演じてしまったが、さらにその印象を強める場面でもあった。

最初に撃たれた警察官本人とその家族にしてみたら言葉では表せない苦しみを長時間味わわされたわけで、いくら人質がいるとは言ってもこれではSATというのが何のためにあるのか分からない。

警察に拳銃をもたせる意味もない。