新年明けましておめでとうございます。
最近あまりテレビなども見なくなり、ブログの更新もかなりサボっていますが今年もよろしくお願いします。
というか、今見たら元旦にも更新してたんですね^^;
報道によれば野田聖子が岐阜一区で自民党の公認を得ることになりそうだ。まだ本決まりかどうか分からないが、すでにこの動きは以前から顕著である、
もしこれが本決まりになれば、自民党はこのことに関して佐藤ゆかりだけでなく、選挙民をだましたことになる。
考えてみれば、前回の選挙では竹中は応援演説で「もうあの人に居場所はないんですよ」と言っていたはずだが、それを言っていた竹中は慶応大教授に出戻ってしまい、佐藤のほうが居場所がなくなりつつあるような情勢になっている。
政権が替わったから、とかいうことでこういう事態は許されるのだろうか。
佐藤の出馬に際してどういう口約束なりなんなりがあったのかは知らないが、もし佐藤が公認されなかったら、佐藤は何らかの手段をとって抗議すべきであろうと思う。
むろん前回の選挙で佐藤に投票した選挙民に対する露骨な裏切りであることも言うまでもない。
自民党はこの選挙区で「世論調査」を行なって野田が有利だと見たらしい。
はっきり言ってしまえばようするにこれは小選挙区制度の弊害の極端な例ではないだろうか。
たしかに前回の選挙で野田に逆風が吹いたのにも関わらず、野田が勝ったわけだから自民党はいわば野田に「ギブ・アップ」したということかもしれない。
しかし、自民党は自分たちがこういうことをすれば比例区でどれだけ票を失うかということは頭にないようだ。
前回の参議院選挙の敗北で自民党は少しは反省するかと思ったらかえって意固地になってしまってこれでは次回の選挙で政権を失うことになるかもしれない。
とはいえ、民主党の最近のざまはなんだろう。
小沢が何かしでかすたびに鳩山が謝るというあまりに馬鹿げた図式の繰り返し。
これでは鳩山も何のために学者から政治家になったのか分からない。学者もみじめかもしれないが、政治家もみじめなものだと思っているのではないか。
カメラに映るたびに鳩山は涙をこらえているようにさえ見えるが、弟も含め本当に情けないことはなはだしい。
だいたい前回の選挙で自民党が分裂したにも関わらず民主党は無名の若手新人をこの選挙区に出して全く対抗できなかったのはどういうことなのか。
あの候補でも勝てると思ったのか、それともどうせ勝てないと思ったのかは不明だがきっと後者であろう。
だいたいにおいて民主党に限らないが、有権者をひきつける候補がまるでいない。
芸能人がいいというわけではもちろんないが、あまりにも平凡すぎると言うか、知的な面においても体力的な面などにおいてもあまりにも力が無さ過ぎる一般人ばかりで一票を投じようという意識にさせる人は候補者にいない。
佐藤に関してはおそらく岐阜一区以外でも当選する可能性は高いし、そのほうがいいかもしれないが、やはり政治家になったのはマイナスの部分が多かったかもしれない。
自分の希望としてはいっそのこと今度は佐藤の方が自民党から離れて岐阜一区で野田と対決して雪辱してほしいものだ。
自民党も野田が選挙に強いことを確信しているなら、野田には重複立候補させずに正々堂々勝負すればいいと思うのだが、ぞれは無理だろう。
いずれにしても自民党が佐藤でなく野田を公認した場合の話であるが、これは非常に不当なことであるから、その場合には岐阜一区の選挙民が佐藤を当選させることによって自民党に反省を促してほしいという、自分の希望に過ぎない。