今日夕方スーパーで買い物をした。
レジに立ってる男の子がいてその子はそこで働き出した当初、やや苦い思い出があった。
だいたい新しい店員さんはすぐに分かるし、新しい人は慣れてないことが多くて時として面倒なことになるので、できるだけそのレジは避けるのであるが、混んでる時には仕方なくそういう人のところに並んで案の定厄介なことになったりする。
自分の場合は安売りになってるものを買うことが多いので、会計のときには全部きちんと値引きされてるか心配になるが、その子は全く値引きしなくて、そのことを指摘されても全く返事もしないようすだったのでこちらはついむっとしてしまった。
今考えてみると自分の言い方も「言う」と言うよりほとんど値引きのシールを指差すだけだったのではなかったかと思う。最初には一言ぐらい言ったとは思うけれど。
そのときは先輩の人を呼んだのだけれどその先輩の人がこちらに丁寧にわびてはいても全く無視してしまった。その後その子は仕事に徐々になれている風が遠目から見ても分かったが今日は値引きのものはなかったが非常になれた感じで好感が持てた。
自分はわりと怒りやすいと言われるが、これでも「時として」我慢して「しまう」こともあるので死ぬほど頭にくることでもこらえてしまってあとでどうしようもできないこともあるし、何年たっても根にもってどろどろとはらわたが煮えくり返ってることもある。
でもやっぱり自分をかわいがってくれてる人にはできるだけ怒るにしても穏便な怒り方にしたほうがよかったのかなと思ったりする。
つい最近も実にくだらないことで切れてしまった。
このまま行くとかえって人を傷つけることになるので、いっそのこととっとと嫌われたほうがいいとか、いろいろ変なふうなことばかり考えてしまう。
今までがそういうことの連続だったし、これからもきっとそうだろうと思う。
でもそういう自分でも子どもの頃から付き合ってくれてる友達が何人かいる。そうやって友達づきあいというのもある意味「淘汰」されて行くのも仕方ないのかもしれない。
正月からいろいろ考え込んでしまった。
いずれにせよ、ちょっと怒りすぎたかなと反省している。
怒ったこと自体は理由のないことではないので後悔はしてはいないけれど。
はっきり言ってその人にだけは嫌われたくない。
その人の周囲の人にも。
なぜだかよく分からないけどそう思う。
ちなみに昔ふられた女は何べん怒っても仲直りしたような気がする。
しまいにはひどい裏切り方をされて一生口をきかないことにしたけど、そういう人は最初から相手にすべきではなかった。
自分が今いろんな人にそう思われているだろうと思うと少しさびしい。