日曜日にサンデープロジェクトを見て竹中の発言にまたしても理解できなかったのがいわゆる財務省の「埋蔵金」に関する発言で、こういうときのためにためておいたと財務省が言うべきとしていたことだ。
最近消費税値上げの論議なども活発にあるが、それより何よりいたるところでなされている公共事業は少しでも減らそうという気がなくてどうしてこうい議論ばかりがなされるのか。
つまり、公共事業を温存するために消費税値上げ、あるいは埋蔵金発掘のような話がでるのではないか。
だいたい消費税ももちろんのこと介護保険にしろなんにしろ福祉のための税のとり立てはものすごい勢いで増えてきていてこれ以上増やすことは国を滅ぼすことにつながる。
公共事業を減らしたからといってそれで福祉予算が足りるということはない、とされるのだが、そういう理屈を元にどんどん公共事業で税金を垂れ流しているのが現実で、今荒川放水路へ行けばそのことは明白だ。
まず、ここは十年ほど前に巨大な石を埋めて川幅を狭めてわざと氾濫の危険を増やし今も同じようなことをしているが、さらに問題なのは土手をコンクリートで全面的に覆っていることだ。
荒川全体にこんなことをしていたらいくら金があってもたりない。
それ以上に問題なのはもし堤防が決壊するほどの川の氾濫が起きた時にはこういうコンクリートがなんの役にも立たずかえってそのコンクリートが流されてかえって危険である。
そんなことは小学生でも分かりそうなものだが、大の大人が税金を無駄使いして自分たちが潤うようにと手段を選ばず工事を進めているのはまったく納税者を冒涜するにもほどがある。
こんなことをして景気がよくなるのか。一部の業者が儲かるだけではないのか。
ふざけるのもいい加減にしろといいたい。