民主党は最近マニフェスト放棄をして謝罪するそうだが、謝って済む問題ではなく、給料などの国費全額を返すべきである。
少しは反省するそぶりを見せるのかと思いきや田中真紀子というバカ者がとんでもない過ちを犯してしまった。
大学の新設、短大から四大への変更を認めないと思って喝采を送ろうとした途端、大学側の訴訟をちらつかせた脅しに屈して認めることにしてしまった。
ようするに私学助成などの増額強要に屈してまた巨額の税金をどぶに捨てる決定を民主党はしたことになる。
有名大学でも経営難から廃校になるところさえあるというのに少子化の中、大学がどんどん作られているのには税制上の優遇措置どころか私学助成の巨額税金無駄遣い、研究費等税金を民間が吸い上げる仕組みを利用しようという意図がある。
二流大学を出てもたいしたことにならんのに五、六流大学を新設、四大化してもしゃあない。私大でも莫大な税金の補助が出る。それを狙った老教授どもの欲望、強情に負けた田中真紀子バカ大臣。ここまで民主党がめちゃくちゃだと総理の任命責任とかでなく国民がバカだということになる。
国民はバカだが、自分たちは一流大学を出ているくせに五流大学の新設をごり押しするバカ朝日の社説には以下のようなくだりがある。
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「大学の乱立に歯止めをかけて、教育の質を向上させたい」という田中氏の主張には一理ある。だが、それと現行制度にそって申請された3大学を認可するかどうかの判断は別だ。
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財政の危機を知りつくし増税にまで味方する朝日が大学の新設をごり押ししている背景には自分たちの紙面が大学の宣伝で埋め尽くされているという背景がある。
別に民主党だけが悪いのではない。自民党もものつくり大学などの新設に関わる腐敗の数々、要するに単なる無駄な公共事業以下の税金の無駄。
福島大学など311で放射能漏れから危険性が指摘される地域に近い大学、筑波大学など学生が少なくて留学生を求めて外国へ説明会に行く過疎大学、これらは廃止すべきだ。
国立大学の法人化でいったいいくつの大学が廃止されたというのか、教員が何人リストラされたというのか。私が知る限りゼロである。これでは少子化の中で不自然に大学だけが焼け太りする税金無駄使い制度が肥大化してゆく一方である。
図書館情報大学のように筑波大学に統合されたというような例はあるものの、実際には定年を延長する形での教員の移動をしたうえでの統合になりかえって無駄な税金の使い道が増えてしまった。
大学というのはこの国に巣食う一種のガンである。このガンを除去しなければ日本全体が死ぬ。
というか死にかけている。