先月、母の眼の定期治療に行った際、緑内障の気がないか比較してみましょう、と言われて、ふと気づいたのだけど、母は白内障で専門医に行ったら、加齢黄斑変性の治療を緊急で優先して始めなければいけなかったので、緑内障の検査がすっかり後回しになっていらしい。初めて検査したら、右目の一部失明からの影響か、かなりの部分が見えていなかったので、取り急ぎ、治療方法を検討開始。
眼圧チェック中
緑内障とは、眼球内に液体が溜まって網膜や視神経が圧迫される病態。緑内障では、視神経が損傷を受けて、視力低下や失明に至ることがあるので、治療としては点眼薬かレーザー。点眼薬を使っても、視野の欠損が進行する場合には、外科的治療、又はレーザーを行う。「レーザー療法」は、レーザーを房水が排出される部分(線維柱帯)に照射し、房水の流出を促進する。「線維柱帯切除術」は、手術で線維柱帯の一部を取り除いて房水の逃げ道をつくる。
母はもう91歳ということもあって、点眼薬でのんびり経過観察するより、結果が出やすく、先生が勧めるレーザー療法をすることに。その場合、レーザー前にドリンクテストと言って、850mlの水を飲み、通常の眼圧からどの位上がって、もう一度下がるまでの経過を調べる検査をまず行う。
850ccのお水を飲んで、ぶーぶー言う母上。苦笑
やはり、右目はかなり眼圧が上がったので、下がってくるまでに2時間程掛かった。幸い、ちゃんと下がったので、そのまま1回目のレーザー治療。既に眼圧を測る度に、麻酔の点眼をしているので、レンズのようなものを眼にあててするレーザーは一瞬で終了。2回セットなので、次回は来週!
レーザーの機会前で待っているところ
2回目のレーザー治療後、また6週間置いて、再びドリンクテスト。眼圧の変化を見て、レーザー治療で効果があったかどうか、分かるらしい。母はまたお水850ccも飲むの、げげ!と言っていたけど、ちょっとでもこれで見えるようになるといいなぁ~~~!!