2021年12月20日(月曜日)午前3時30分:[ 3c/9c/70% ]{getup0300}曇り時々雨
日本の野山に自生する落葉高木だから、家の近くの山で見たような気がするが、写真を見てもよくわからない。長い豆のような実がぶら下がっているのを見た覚えがある。木編に「秋」と書いて「きささげ」と読むらしい。別名「ひさげ」ともよび、梓と同じとか。
何を言われても、さっぱり。初めて耳にする樹木名。それが、なんだと言われると、漢方薬だ。この実を煎じて飲むと、驚くほどおしっこがよく出るとか。自生雑木だから庭に一本欲しい。
他に、スイカの白い部分の塩ジャムや露草の煎じ方。全部、腎臓の家庭漢方薬。近年、ヨーロッパの現代医学が、人間の内臓の中で一番大切なのが、腎臓だと発見した。言い方を変えると、腎臓が全ての内臓をコントロールする立場にあると発見して、医療現場の医師たちが驚いている。
悪化した内臓の処置に、常に腎臓に対する配慮をしないと正体不明の「心不全」を起こして、死ぬケースが後を絶たないと、今頃になって分かったからだ。
西洋医学が発展するはるか以前から、生活者の人間は知っているのだ。だから、おしっこを馬鹿にしてはいけない。
同じようなことが、現代の栄養学でも言えるのじゃないかと、常々、天才のわたしゃ、感じている。どれほど多くのCMや番組で、その現代的な栄養学の成分を論っていることか。視聴者は、難しい栄養素などの学術名を並べられると、妙に納得するが、その100分の1も体内に取り込まれるのだろうか、と疑問を覚える。
まあ、朝の早くから、別名「ボケ老人」とも言われる天才老人の戯言は、それくらいにして、12月もついに20日になった。もう、この1週間が、師走の山場。クリスマスだの冬休みだの御用納めだの、いろいろ押し迫る。年末寒波、やってくるかもしれないなあ。
20本ほど残っている、畑の大根、掘り出してこないと。