24 黄釈子 Blog 「My Days」by Oldman+1(吉住)

コロナ予防接種0回、30年間健康診断0回の後期高齢+1、元原告団長の下り坂人生、日々の戯言。KindleWriter。

神様OK!

2021年12月31日 | 日記

忘れていた自宅神棚の掃除を始めたら、娘が手伝ってくれたので、大助かり。それを終えて、ワイフが作った蕎麦を食べ、今度は、昨日から用意し、朝方段取りした村の神社のお供物と御神酒を台車に載せて、娘と共に村の雪道を神社に。

お天気は小雨程度で、たいして荒れていない。ここでも、まだ残してあった掃除に娘が大働きしてくれたので、大いに助かる。神棚の段取りの仕方の要領を少し覚えたようだ。

私の今日の一番大きな任務は、今年の自治会長として最後のお勤めとして、神社のお供えを済ませ、来年の自治会長に神社の鍵を渡す。で、来年の自治会長は、大晦日が終わる頃、元旦早々に参拝する村人のために、鍵を開けておくのだ。20年ほど前に、回り番で自治会長をした時に、真夜中に開けに行った。

そして、夜が明けて、一度家族で参拝してから元旦の雑煮を食べる。お昼過ぎに、神社に行って、鏡餅やみかんなどのお供えを下げてきて、家で鏡餅を切ったり、みかんを小分けして、村中に分ける段取りをして、その小袋を分けて回る。何のことはない、元旦早々、ただの雑用係だ。

で、今年の私は、来年の私のことを考えて、更に考えを進めることにしたのだ。もうとっくに、鏡餅の時代は終わった。小餅を三宝に積み上げる。みかんも積み上げる。それを分ける。その時代も終わりにした。小袋に、餅やみかん、トロロ昆布やマスクまで詰め込んで、名前を貼って、それを積み上げてお供えする。

参拝の後に、各家、お持ち帰りください、と三宝に張り紙をしておいた。あけまして、おめでとうございます、の挨拶の後に。もう、鍵も開けてある。さあ、初の試みの令和4年の元旦が開ける、とどうなることか、ワクワクするじゃないか?

 


養老先生

2021年12月31日 | 気象

2021年12月31日(金曜日)午前5時30分:[  -1c/4c/100%  ]{getup0445} 雪

「バカの壁」が昔ベストセラーとなった養老孟司先生の「まる」と呼んだ猫との鎌倉での生活をNHK BSで放送して、これがまた、実によかったので評判になった。その「まる」も死んじゃったのだが、その後の先生の日常生活を、つい最近「まいにち、養老先生、ときどき」と銘打って放送された。29日だったか。

ワイフなども夢中で見ているから、あの先生のおしゃべり、語り口が実によくて、聞くひとの心を穏やかにさせる。内容は結構、難しいことを言っているから、ワイフが「理解」できているとは思えないのだが(大声で言ったら、雑煮に毒をもられるに違いないが)、NHKーBS3には録画して、何度も見たくなる番組が多い。

この番組の中で、チラッと養老先生の実家が福井だと言った。そして、先生が京都の知恩院を訪れる。先生が5歳の時に早死にした父親の菩提寺。耳を疑ったのだが、知恩院は浄土宗の総本山。福井や加賀は浄土真宗が多いけれど、浄土真宗は宗派が争って東と西に別れている。

我が集落は浄土宗で、祖母の納骨に京都の知恩院に一族と共に出かけた記憶がある。(写真があるから、覚えているだけなのだが)「福井のどこだろう?」

「養老」という名前は珍しい。「養老の滝」があるのは岐阜県。高速道路の関ヶ原インターチェンジ近くに「養老」というサービスエリアがある。

古い電話帳を全部調べたら、大野にだけ5件、その名前が記載されていた。多分、間違いない。鎌倉に住む先生の父親の実家は、大野に違いない。大野は岐阜が目と鼻の先。岐阜から出て、大野に移り住んだ先祖がいるに違いない。

先生とはホテルオークラの大広間で、佐々木実氏の受賞パーティで目線があって、私が頭を下げたら、丁寧に頭を下げ返してもらっただけの間柄だが、昆虫大好き先生の知性は、尊敬するに値する。

さあ、大晦日だ。昨夜は岡田准一の「海賊と呼ばれた男」の映画をBSーTBSだったか、あまりに面白くて、最後まで見てしまって、11時近くまで起きていたから、いささか寝不足だが、神社のお供え段取りや部屋の片付けなど、やることが多い。外は、年末寒波だが、まあ、やるっきゃないね、老体に鞭打って、さ。