24 黄釈子 Blog 「My Days」by Oldman+1(吉住)

コロナ予防接種0回、30年間健康診断0回の後期高齢+1、元原告団長の下り坂人生、日々の戯言。KindleWriter。

カムカムの大嘘

2021年12月22日 | 日記

まあ、あんこ餅のNHKの朝ドラだから、仕方がないけど、結局、口では必死に我が愛娘がこの世で一番大なんじゃ、と叫びながら、立花屋(?)再興という己の意地を目指して、男を利用しながら、娘を捨てるだけの言い訳ドラマに過ぎない。

おはぎ屋がなくても、世間は誰も困らない。

今のところ、戦死した旦那の弟の結婚の申し出を断って、親切な外人さんに走って娘を捨てて、2度目の家を飛び出す。一度めは、意地で商売を立て直そうと大阪に出て、娘の顔に一生消えない傷跡を残す原因を作り、今度は、再興を目指すと口先で言っただけの能無し兄が、信用金庫の借金寸前に姿を消した。

金を借りて逃げたのなら、追いかける意味もわかるが、何が悲しくて、姿を消した兄を大阪に追うのだ?

頭の中は、あんこ餅屋の「再興」しかないというわけで、心を通い合わせた外人さんに「女心」で行動するだけのこと。表面は、まるで自己犠牲の塊のようにドラマは展開するが、1ミリも「自己犠牲」などは、見られない。全ては、己の心や気持ちが第一優先。ひたすら目的を目指して、いきるというアメーバー的な癌細胞的生命力の物語である。

男は少なくとも「主君のため」とか「天皇陛下のため」とか言いながら、その命を投げ出してきた。いいわけで、生き延びたら、表に出ないだけのことだが、本筋を隠した言い訳が主題になれるのは、平和な時代のボケた視聴者のおかげだな。


神様仏様

2021年12月22日 | 気象

2021年12月22日(水曜日)午前5時30分:[  2c/8c/40%  ]{getup0430}  曇り

流石に大根作業の昨日は疲れたのか、しっかり眠った。午前3時様では、いささか日中が持たない。午前4時や4時半が私には一番いい。

平成14年は2002年、確か、3月下旬か4月初めに最初の原告団集会を金沢で行った。参加者は100人を優に超えていたが、最後部に報道のカメラも数台並んでいた。その集会の終わりに、2、30人が列をなして、何とこの私に次々と挨拶と握手を求めるのだ。20年も前の話。

その時、私に「神様、仏様、吉住様!」と言ったご婦人がいる。その理由はあったのだが、彼女だけは、最初から最後まで、すべての訴訟に顔を見せていた。平成25年以降、賀状だけの付き合いだったが、で、今年、その理由となった旦那さんが亡くなったようで、賀状の欠礼の葉書が届いた。仏壇に、という思いで、水仙の花を贈っておいた。

すると、丁寧な電話と、ハムが届いた。年齢は80歳を超えているが、声はとても若々しく、元気そうだった。彼女はきっと長生きする。していただきたい。金沢郊外の田舎に住んでいる。私は、自分が神様の列に並んで呼ばれたことを懐かしく思い出した。このところ、ロースハムを切り取って、早朝のコーヒーのつまみにムシャムシャ食べている、仏様の隣人の貧乏神。

まあ、この20年、彼女が知ったら、卒倒するような出来事を山ほど体験してきた。その体験は、多分、1000万人に一人だろう。

昨日の見た目はあくまで立派な、しかし、中身は完全に見事に吐き気がするほど腐った大根を見て、あれはまさに大阪のビル火災で大勢を殺した61歳の男と同じだ。あの男は、医者を確実に殺そうと企んだに違いない。

まあ、あれほどではないにしても、似たような人間が、法曹界にも役所にも銀行にも実業界にもウヨウヨいることを私は知っている。肩書きや服装、社会的な地位、そして、年齢さえも「いい年」でありながら、中身は腐った大根。吐き出す言葉に騙されてはいけない。何せ、本人が一番、自分が腐った人間だと思っていないのだから、厄介なのだ。

さあ、そんな話は忘れて、年の瀬が押し迫っている。今日は、鯖江の従姉妹のおばちゃんの顔を見て、大根の麹漬けの素をもらい、準備した大根を、漬け込む。正月の雑煮の付け合わせに食べることができるだろう。三温糖に丈夫なビニール袋。大きな桶はある。2、3年前にタクアン漬けをやったから。

写真は、また揚げたかきもちアラレ。そして、長崎の友人たちが贈ってくれた、私の好物。