「今日は100枚、年賀はがきの宛名書き」に集中しよう、と始めたが、友人の隣に住む、小柄な元工大の先生は、悪友と一緒にプレイする数少ないゴルフ仲間の一人。そういえば、年賀状の一つも書いたことはないので、ついでに、郵便番号も友人と一緒だし、と書き始め、下の名前を覚えていないので、住宅地図を引っ張り出してきた。
で、日頃使っている老眼鏡をかけたままでは、ほとんど名前さえ読めない。で、今度は、親父が使っていて、片付けてあった拡大鏡を探し出して、地図を眺める。友人の名前も、隣の先生の名前も、かろうじて判別できる。で、今度は、そこに書かれている住所の地番数字。
48のような気がするのだが、隣の友人の年賀状の地番は46である。今度は、古い電話帳。最近、NTTは個人名の電話帳を(ちょっと前までは、山のように職業別と個人別に分けた電話帳を配布していたくせに、最近は職業別をタウンページなどと称して、会社名しか覚えていない時など、どんな分類の職業か判別しない限り、見つけ出すことができないという、不便この上ない、腹立たしいだけの電話帳ばかりだが)を出していないので、古いのを大事にしているのだが、古いだけに、記載がない。
仕方がないので、本人に携帯電話をかける。しばし、お喋りして、やっと一枚。その間、電話帳を久しぶりに見たけれど、まあ、驚く。よく見えないのだ!
まあ、そんなこんなで、100枚は、かなりハードな「挑戦」というわけだ。忙しいビジネスマンなら宛名プリントサービスや、パソコンソフトを駆使して済ませればいいが、この年になったら、あえて「手書き」に挑戦するのだ。
どっち道、退屈な下り坂人生。ただでさえ、指も動かない下手糞な文字を、頑張って書くぞ、わたしゃ。
あ、ちょっと、コンビニまで出かける用事を思い出した。ほほほ。