25黄釈子 Blog 「My Days」by Oldman+2(吉住)

コロナ予防接種0回、30年間健康診断0回の後期高齢+1、元原告団長の下り坂人生、日々の戯言。KindleWriter。

浜の真砂

2021年12月24日 | 日記

なるほど、と感心する「高額買取」を装う「闇金業者」の手口。コロナ下で生活費に苦しむ貧困奴隷リーマン生活者を相手に、3万、5万の小口融資で「といち」とはいかないまでも、年率300%くらいの利息が膨らむ方法を編み出して、借りた相手を追い込んで、暴利をむさぼる。

まさにこの世は「悪の種はつきマジ」である。

普通に都会で電車通勤しながら、職場で働きながら、あちこちで「おまわりさん」を見かけた時、考えてみたことない? 救急車は苦しむ人を通報一発で駆けつけてくれるし、火事が起きると消防車がやってくる。

で、パトカーがやってくるのは? パトカーやおまわりさんがやってくる時って、どんな時?

夜道をアパートに一人で向かう時、変な男がついてきているような予感がした時やってくる? そんなはずはない。彼らも数に限りがあるし、暇じゃない。暴漢に襲われて怪我したり、財布を盗まれたり、老人夫婦が家で夕食中に、いきなり数人の男どもが進入してきて殺されたり、クリニックの待合室で順番を待っていたら、一酸化炭素中毒であの世に行ったりするが、そんな時には、お巡りさんがやってくる。

悪いやつに言葉巧みに金を騙し取られたりしたら、刑事さんでもきてくれるかもしれない。しかし、どことなく、彼らが自分を守ってくれるって、思っていない? それが「妄想」だと、ちょっと考えれば、分かる。

音のない映像だけで見ていると、むしろ寄ってたかって、見つけた「犯罪者」を取り囲んで、その「安全」を守っているふうにさえ、見える。今だって、大阪のあの殺人鬼が重篤な中毒症状で病室に入っているが、その医療費用ばかりでなく、病室の前では、警官が交代勤務で警備さえしているはずだ。

それだけ見れば、腹をたてた遺族や義憤に駆られた正義漢が、あの男を殺しに来るのから防いでいるように見えない?

ちょっと考えればいいのだ。政府は「国民の生命と財産を守る」と言って、北朝鮮からミサイルが飛んでくるのを阻止しようと、いろいろ防衛を考えるし、国民がコロナで生活に苦しめば、10万円だって支給する。マスクだって!

で、お巡りさんはあなたの身の安全を守ってくれるの? 正月駅伝の映像を見れば分かるよ。沿道の観客のあなたから、選手を守っている仕事はするけど、立ってみているあなたの財布や命を守るなんて、出来ない相談。

いじめにあって自殺する子供の命を教育委員会や現場の先生方が守るって? 無理だよ。一番身近な親が守れないのに、できるわけがない。「どうすればいいの?」って? そりゃあんた、太陽が西に沈むのを「どうすりゃいいの」って言うのと似ているぞ。


典座教訓

2021年12月24日 | 気象

2021年12月24日(金曜日)午前4時30分:[  5c/13c/60%  ]{getup0400} 曇り

めちゃめちゃ暖かい夜が終わろうとしている夜明け前。昨日のお昼頃から午後は、めちゃくちゃ快晴で、空は青く澄んでいるし、日差しは暖かい。12時過ぎに家を出て、娘と二人で泰澄の杜へ行き、先にお昼だけやっている施設内部の小さなレストランでお昼ご飯を食べ、ガラガラの湯船につかっていたら、あまりに気持ちよくて、睡魔にお湯の中に吸い込まれそうになった。

広いロビーで55型の液晶テレビを前にソファーに寝そべって、娘を待っている時、一瞬寝てしまった。お陰で睡魔が抜けて、シャキッとしたが、北陸には珍しく願ってもない年末の快晴。田舎人はお風呂どころではない。20日以降、公務の肩のにをおろした私は気が緩んでいるが、年末の自分の部屋の片付けや掃除もしていない。まあ、あんまりする気はないが、それでも午前中にガレージ2階の事務所部分の配置換えや手直しを始めた。やり始めると、際限がない。

「典座教訓」は永平寺の開祖、道元禅師のお言葉集。修行で二番目に大事なのは、食事。永平寺の台所、大庫院は木造の地上3階、地下1階の大きな建物。食べ物を粗末にする現代人は親も子供も可愛い孫も、みんな地獄に落ちる。

その地獄がクリスマス寒波でやってくる。どうやらお天気は急変し、今夜あたりから明日、明後日の月曜日、そして御用納めの役所も大変だ。福井も大雪になりそうだ。

あ、月曜日の午後に市役所で、風力発電の協議会があるとか。出席すると返事しておいたのだが、出かけるのが面倒くさそうなお天気だったら、やめておこう。連合会長のお仕事だけど、国策自然エネルギー法案、利益目的の売電業者の目論見、便乗する福井市の農林水産。んなこと、田舎もんには知ったこっちゃない。