以前受けた治療法で効果を感じたものにショックウェーブがあります。
ショックウェーブというと、ESWLという結石を破砕する治療を想像しますが、この場合はESWT(体外衝撃波治療)というようです。
さて、この体外衝撃波でなぜ痛みが取れるのか、異所性石灰等がなくなるのか、メーカーの方に聞いてみましたが、細胞が活性化して再生を促すというようなことを仰っていました。
ただし、除痛効果についての報告は多いものの、はっきりとした理由は分かっていないとのことでした。
ちなみに、ヒトの場合は、痛みを感知する神経末端の働きを弱くする、新生血管を誘導して組織の修復を促進させることが考えられているのだそうです。
細胞が活性化して細胞も組織も再生するならば、蹄葉炎にも効くのかな?と思って質問すると、「ある」のだそうです。
大変興味がありますが、蹄底からあてるとのことで、今のクー太郎はパックをしているので諦めました。
パン、パンという音が出ます。
衝撃波の間隔は1分間に60回から最高で360回の設定です。
最も効果があるのは60回なのだそうです。
ただ、1回に1,000発あてるとなると、約17分かかることになります。
なので、大抵(競走馬など)は360回で行うことが多いとのことでした。
クー太郎は、お利口さんなので(笑)、17分でも耐えられると思いましたが、先生が大変そうだったので120回にしました。
1か所8分強です。
エネルギーは6段階(メーカーによって違うのかも)。
部位によってことなるようですが、通常は5とか6とのことです。