ドルフィンベルベット

高齢馬のケアと徒然日記

咀嚼の準備運動

2024年01月29日 07時08分49秒 | 高齢馬のケア

土曜日は晴れて暖かくなりましたが、昨日はお日様が出ず、朝は雪がちらつくほどの寒さでした。

5日ぶりにあうクー太郎はいつものように元気に迎えてくれました。
お散歩の後で運動。

昔から、馬装をするときには、いつも人参を2切ほどあげるのが暗黙のルールです。
ですが、ここ1年ほどは人参もうまく噛めないことが多くなりました。
特に朝イチは、まったく食べられず、そのまま下に落としてしまう感じです。
そのため、運動前は黒糖か、リンゴを小さく切って与えています。

そして運動。
乗ってから、ハミを取ろうとすると頚を伸ばして左右に振って抵抗します。
心を鬼にして、お腹をボンボンして頭を上げます。
ハミが嫌いなのではないようです。
その証拠に、馬装では頭絡を見せると自分からハミを咥えます。

奥歯がないので、歯槽間隙にうまくおさまらないのかもしれませんが、強く引っ張ったりすることはしませんし、運動(といっても常歩と後退のみ)をしていると、すぐに口はアワアワになってきます。

そして、運動を終えて帰ってきて、頭絡を外して先ずおやつを与えて顔を拭き、そして鞍を外しておやつを与えるのが私たちの決まりです。
運動を終えると、なんと、人参が食べられるようになるのです。
何にしても、食べられないより食べられるようになるほうが良いです。

ハミを取ることも口中の準備運動になっているのかな?と思います。
ちなみに、昨年10月に獣医さんの診察を受けて、口の中に傷などはないと言われていますが、自分でも定期的に確認したいと思います。

土曜日の朝

お昼は3頭で放牧
ほのぼのとしたお昼休みでした。

コメント
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