雨飾りファームだより

日本百名山の雨飾山の麓から猫と金魚と農業と、田舎暮らしの日常を綴るブログ

初夏のファームから

2013-06-05 06:37:15 | 日記
ジャーマンアイリスが見頃を迎えています。雪解けの頃には、夏の生い茂ったファームがなかなか想像出来ないくらいですが、このジャーマンアイリスが咲き始める頃からファームが本格的な花の季節を迎えます。とはいえまだ大半が苗床にあります。

これから、せっせと定植作業です。

少しずつ宿根草に移行しているのですが、なかなかこれが時間がかかります。
本当にいい庭は大金を掛けてささっと造るものではなく、少しずつ植物と会話しながら作り上げていくものです。

どうしてもその土地に合わないものもありますし、土作りも、植物の成長も時間が掛かるものなのです。

今、有名な富良野のラベンダーや、身近なところでは糸魚川の金子つつじ園は私の親戚ですが親子2代に渡ってコツコツと殖やして見事な景観を作るようになったのです。

ファームもかれこれ12年目です。だんだんと形が見えてきたところてす。人が見に来てガッカリされることもあると思います。でも、植物ってそういうものです。1日たりとも同じ景色はありません。

私も毎日毎日、その景色を目に焼き付けるようにしています。