雨飾りファームだより

日本百名山の雨飾山の麓から猫と金魚と農業と、田舎暮らしの日常を綴るブログ

耕す土があり、そこにムラがある

2013-06-11 08:49:40 | 日記
中山間集落は、なぜ、過疎化していったのか。

これはやはり人々が土から離れたからだと思います。農業収入たけで食べていけるほどの農地をもっていない人々が圧倒的に多いこの国では経済発展とともに勤めに出て現金収入を得なければ生活出来ない社会になったのです。

そうなると、仕事が休みの週末農業となり、効率よく仕事をするために機械化が進み、必然的に水田は大きくしなければならなくなりました。圃場整備です。これで、農家は効率よく米を作れるようになったのですが、圃場整備と機械化に個人個人が莫大な借金を負うこととなり、農繁期には休みもなく農作業に追われ、農協から入った米の売上金はそっくり農機具の支払いや圃場整備の借金の返還にまわったわけです。

こうなると何の為に働いているのか本末転倒となってしまい多くの人々が農業を辞めたのです。

土地の管理が要らなくなれば不便な地域に住む必要も無く、便利な市街地へと人々は移転していったのです。

ここまでは、基盤整備や機械化で農業を大規模化していくことにより農業としては、成り立つものになったかもしれないのですか、集落が壊れていったという話です。

最近、私が考えているのは小さな農業です。

機械が要らない小さな面積で出来る農業です。個人が少しずつの野菜や花を作ればいいのです。畑は、まだまだ未知の可能性があります。作物の種類も非常に豊富です。

工夫次第でいろんなことが出来ると思っています。

日本の農業はそもそも大規模な経済と同じように考えてはいけないと思います。





とりあえず田舎暮し

2013-06-11 06:56:38 | 日記

ファームは、ジャーマンアイリスが終わり、芍薬が満開です。
来週は薔薇が咲き始めます。
なかなか、3メートル近い雪の下になって折れたりして育ってくれなかったのてすが今年はなんとかたくさんの蕾をつけてくれています。

咲いている花たちを眺めながら、この時期ここにこんな花も一緒に咲いてくれたらもっといいんだけどなぁ...とか考えながらせっせと株分けしたりしてます。

小遣いの範囲なので資金もそんなに掛けられないですしここまでくるのに12年もかかってるわけです。

小遣いを調達するために切り花専用にしていた頃は、畑は常に花が無い状態で、まさに畑です。

近頃は、広さを利用して雪国仕様の花畑を目指しています。

イングリッシュガーデンは参考になります。

花畑の間に野菜を植えていきたいとも思ってとりあえずサニーレタスを植栽しました。