雨飾りファームだより

日本百名山の雨飾山の麓から猫と金魚と農業と、田舎暮らしの日常を綴るブログ

東大、横国、新潟大・・・

2014-11-10 05:56:49 | 日記
 東大、横国、新潟大学。これは先日、根知地区に入った大学関係者の方々です。

 東大庭師倶楽部の宮先生、横浜国立大学の工藤准教授の研究室の皆さん、そして新潟大学人文学部の池田教授。今年に入ってご縁ができた方々です。

いろんな大学や研究機関の方々との出会いを大切にしていきたいと思っています。地方の現実を知ってもらい、私たちに足りない「知」の部分で助言いただけたらと思っています。

 地方の一集落の存続をかけて来年度から「地域づくりプラン」の作成を本格的に始めるにあたって私たちが一番機をつけていることは

      行政主導

 にならないようにすることです。

  これが一番難しいことなんですが…。

  今までのプランは前向き過ぎて住民の多くが置いてけぼりになっていたり、一部の人のものだけになっていた感は否めませんでした。先進地としていろんな地域の方々を受け入れた時期もありました。それは何が素晴らしかったかというとプランが素晴らしかったのです。

 プランが独り歩きしてしまったのでした。

 本当に地域に必要なものから目をそらした結果でもあったと感じています。

 今回は地域の人が何を考え地域に何を求めているのかや、気付いていない地域の宝などをリサーチしてきました。

 その結果、

  実はJC総研さんが昨年地域で集約した住民意識調査の結果、この地区の人たちは何もしたくないというのが大半の意見だったと発表されたわけですが、私たちのリサーチの結果もほぼ同じでした。

 現状のまま、穏やかにのんびり暮らしたいというものが大半だったのです。

 でも、これは来るべき時のことから完全に目をそらしていると思います。(うん、いままでも目をそらしてきたんです。)

 まず、意識改革から必要なんでしょうか。それにはまず現状と近い将来の現実をしっかり見てもらわないといけないと思います。