雨飾りファームだより

日本百名山の雨飾山の麓から猫と金魚と農業と、田舎暮らしの日常を綴るブログ

雪が無い。

2016-12-26 07:21:38 | 日記
 昨年は、暖冬で、雪が非常に少ない冬でした。
 今年は早いうちから時雨て寒い日が多く、積雪も平年並み、しかもラニーニャ現象ということで、スキー場関係者も期待していたところだったのですが、12月に入って陽射しが多く、夏以降の日照不足をここで解消しそうな感じになってきました。

 しかも、気温も高く、降れば雨なのです。特に大火のあった日は20度近くまで上昇し、それまであった雪が全て消えてしまいました。地元すきー場のクローズです。

 ニュースを見ると北海道が50年ぶりの大雪に見舞われて大混乱しています。あの雪は本来、北陸周辺に降るべきではないかと思ってしまいます。

 降るところに降るのは、嫌ですが、体制が整っているし、そんなに混乱しないのです。私の住むところは一晩に50㎝、大雪と言われるときは1メートル近い雪が積もります。それが、日常なのでいちいちニュースにはなりません。毎日、車が雪に埋まって掘り出してから仕事に行く、帰ると駐車場の雪を除雪しないと家に入れない、その繰り返しです。でも、誰もそんなことで行政に苦情を言いません。ただただ、黙って除雪をするだけです。職場では何事も無かったかのように(あたりまえ)出勤します。

 ここは、大火のあった市街地は海に近く冬はほとんど雪は積もりません。海からの強い風が、雪雲を私たちの住む山間地に押すので山間地は、市街地に降る雪まで受け止めているのです。

 それでも、以前、市街地に1日で50センチも積もったことがありました。その時の混乱ぶりは凄かったです。車が出せない、除雪車が来ない、バスが動かない、出勤出来ない…。

 備えがないとそんなものです。

 でも、ここはしっかり備えています。

 除雪が大変なのは、豪雪地帯の宿命です。ここに住むからには覚悟は出来ています。

 さあ来い!冬将軍!いつでも受けて立つよ~!