雨飾りファームだより

日本百名山の雨飾山の麓から猫と金魚と農業と、田舎暮らしの日常を綴るブログ

奨学金の話。

2019-01-13 12:53:45 | 日記
受験の季節です。
周りでは、合格祈願のお守りをもらいに行ったり、最後の神頼みに奔走している方々もいます。

大学といえば度々問題になる奨学金。

今の制度だと奨学金は、奨学金といえば聞こえがいいが要は借金。自分が結婚し始めた頃、家を増築して1200万の借金生活から始まりましたが、これがなかなか大変でした。

そして子供たちにもそれぞれ学資保険を掛けていましたから、そういった費用で毎月のやりくりは大変でした。
私は、子供が普通に大学に行く時代だと考えていたのでその学費は普通におやが出すと思っていました。奨学金が子供自身が借りて子供自身が返すものなどとは思って見ませんでした。子供が働き始めて子供名義で自動車ローンを組もうと思ったら働いていないのでダメと言われて親の名義でローンを組みました。しかし奨学金は、まだ働いてもいない子供に数百万の借金をさせることが出来るのです。ある意味コワイです。就職出来ない可能性もあるし、逆に借金を抱えていてはなかなか自由にはなれないでしょう。

もし、子供が500万の借金があって、結婚相手にも同じくらいの借金があれば2人で1000万。新婚早々に1000万もの借金。結婚式をすれば当然その費用もかさむし、将来住宅ローンを組む、自動車ローンを組む、となれば
どうなるんでしょうか。やはり、その子供たちの学費も奨学金でとなってしまう可能性は大きいんじゃないんでしょうか。

正直、私の周りでも奨学金で子供を大学に行かせてる親は多いですが、生活が困窮しているようには見えません。家も車もあります。今の自分の生活水準を維持したままで子供を大学に出す方法の一つと捉えているのでしょうか。借金出来るのなら使おうかなくらいの感じ。
私たち夫婦も子供二人が大学行っている間は梅干しご飯だねと言ってたんですが、なんとか凌ぎました。意外と借金しないでも行けたんです。それで子供に掛けるのは終わりなんです。

まあ、個人個人、考え方は違うでしょうが、私は安易に子供に借金を負わせたくないなと思っているのです。
今の世の中、学歴社会。大学出るのが全てではないといいますが、やはり大卒資格は欲しいもの。子供の暮らしが安泰ならば親としても安心出来ると思うというのが私の考えです。