雨飾りファームだより

日本百名山の雨飾山の麓から猫と金魚と農業と、田舎暮らしの日常を綴るブログ

田舎だけど暮らしは新しい。

2019-03-08 07:14:18 | 日記
田舎暮らしに憧れて住んで見たけれど…。
というのはよくある話です。理想と現実は違いますよね。都会暮らしだってそうでしょう。憧れて都会に出てみて初めて田舎の良さに気付く人もいますよね。
それぞれ違う環境に飛び込むにはそれ相応の覚悟というか、柔軟性がいると思います。私たち田舎で田舎暮らししたい人を受け入れる側として気になるのは、いろんなことに対して意見を言われることでしょうか。
確かに、都会ではそうかもしれないけれどということが多いです。

でも、田舎は、少ない人口で不便な環境で暮らし続けるという大前提があるのです。ここに住む人たちは何百年もこの土地を守ってきたのです。人間関係が嫌になったから、不便だから、と言って出て行くわけにはいかないのです。先祖代々の土地に生きているのです。だから、いさかいは避けたいし、不便な場所が故に相互扶助を大切にするし、何でもかんでも役所に苦情を言ったりはしないのです。住むからには自分の家だけを守るのではなく周囲の環境、地域の環境、水道や、山の保全なども自分たちでやるんです。

そういったことを理解してくれればありがたいと思います。自治会に入る必要性や、村人足の拒否や、周囲との付き合いを拒まれると小さな集落は維持出来なくなってしまいます。

小さな集落だからこそそういったことを理解して欲しいと思うのです。それが、出来れば相互扶助の強い地域です。若い時には面倒だと思う人間関係も年とともに居心地の良いものに変わるでしょう。

そうそう、先日、トイレを最新のタンクレスに交換しました。
日本のトイレへのこだわりにはただただ驚くばかりです。

田舎に暮らしていても設備は最新で。