昨日まで、白馬八方尾根スキー場で開催されていた全日本スキー技術選手権大会。
息子も出場していましたが、予選であえなく敗退。全くの力不足だったようです。
この大会は、基礎スキーの頂点を決める大会で、タイムを競うものとは違った位置付けです。
ですが、近年のトップ選手のほとんどはアルペンの国内トップだった選手です。日本ではアルペン競技はある程度小さい時から始めないとなかなかトップ選手にはなれません。つまり小学生のアルペン競技者が減るとそのまま競技人口が減ってしまうということで、最後にはこの技術選に出る選手も減ってしまうでしょう。
なぜ、競技スキー人口が減っているか…。それは、スキーが家族一丸で支えないと出来ないスポーツだからです。お金と労力が必要なのです。ウエアや道具は勿論ですが、トレーニングもスキー場、大会もスキー場。当たり前ですが、リフト県が必要です。息子、娘がやっていた頃は、親が会場まで連れて行くので親のリフト券や宿泊代、大会参加費が1レース4000円、それが二日間あって8000円。何だかんだで1レースで35000円ほどかかっていました。こんな大会をシーズン中は渡り歩くのです。お陰で今やトップ選手となっている親子さんたちとも知り合いになれましたが。
それでも、オリンピック選手になれる人などほぼいません。枠が非常に少ないし、強化のお金も一部の選手にしかいかないので10年も同じ選手がオリンピックに出続ける世界です。他の若手には経験とチャンスが回って来ない世界なのです。
私自身は卓球部だったのですが、当時、卓球は競技人口の割にマイナーなスポーツという位置付けでした。それを変えたのが福原愛です。テレビやマスコミに取り上げられ、次第に卓球はメジャースポーツへと格上げ、今や、試合のテレビ中継も行われているし、オリンピックで金メダルが取れる競技となりました。
今回、全日本スキー技術選手権大会を観戦して、感じたことは、スキー界が元気になるには若手の台頭が必要ということ、この競技のトップ選手は10年くらい変わっていません。正直、飽きます。新しい顔が必要です。スキー連盟、業界も若手の発掘に力を入れて頑張って情報発信して行くことが大事だと思いました。スキー、やってみようかな、子供にやらせてみようかな、と大人自身に思わせないと未来が見えてこない気がします。
息子はそんな世界でどこまで夢を追うのかわかりませんが、息子が子供の頃からの憧れの世界。今、その場に立って見える風景はどんななのか、私にはわかりませんが夢を追う息子を応援したいと思います。
息子も出場していましたが、予選であえなく敗退。全くの力不足だったようです。
この大会は、基礎スキーの頂点を決める大会で、タイムを競うものとは違った位置付けです。
ですが、近年のトップ選手のほとんどはアルペンの国内トップだった選手です。日本ではアルペン競技はある程度小さい時から始めないとなかなかトップ選手にはなれません。つまり小学生のアルペン競技者が減るとそのまま競技人口が減ってしまうということで、最後にはこの技術選に出る選手も減ってしまうでしょう。
なぜ、競技スキー人口が減っているか…。それは、スキーが家族一丸で支えないと出来ないスポーツだからです。お金と労力が必要なのです。ウエアや道具は勿論ですが、トレーニングもスキー場、大会もスキー場。当たり前ですが、リフト県が必要です。息子、娘がやっていた頃は、親が会場まで連れて行くので親のリフト券や宿泊代、大会参加費が1レース4000円、それが二日間あって8000円。何だかんだで1レースで35000円ほどかかっていました。こんな大会をシーズン中は渡り歩くのです。お陰で今やトップ選手となっている親子さんたちとも知り合いになれましたが。
それでも、オリンピック選手になれる人などほぼいません。枠が非常に少ないし、強化のお金も一部の選手にしかいかないので10年も同じ選手がオリンピックに出続ける世界です。他の若手には経験とチャンスが回って来ない世界なのです。
私自身は卓球部だったのですが、当時、卓球は競技人口の割にマイナーなスポーツという位置付けでした。それを変えたのが福原愛です。テレビやマスコミに取り上げられ、次第に卓球はメジャースポーツへと格上げ、今や、試合のテレビ中継も行われているし、オリンピックで金メダルが取れる競技となりました。
今回、全日本スキー技術選手権大会を観戦して、感じたことは、スキー界が元気になるには若手の台頭が必要ということ、この競技のトップ選手は10年くらい変わっていません。正直、飽きます。新しい顔が必要です。スキー連盟、業界も若手の発掘に力を入れて頑張って情報発信して行くことが大事だと思いました。スキー、やってみようかな、子供にやらせてみようかな、と大人自身に思わせないと未来が見えてこない気がします。
息子はそんな世界でどこまで夢を追うのかわかりませんが、息子が子供の頃からの憧れの世界。今、その場に立って見える風景はどんななのか、私にはわかりませんが夢を追う息子を応援したいと思います。