雨飾りファームだより

日本百名山の雨飾山の麓から猫と金魚と農業と、田舎暮らしの日常を綴るブログ

目の前のお宝。

2017-02-07 06:54:12 | 日記
 やろうよ、農業。
 
 私たちは目の前のお宝に気付いていないのかもしれません。

 私が生まれたのは高度経済成長の時代です。親世代も、田畑は持っていてもやはり外に働きに出るようになりました。そうなると、それまで大切にしてきた田畑は、厄介なものへと変わってきます。そうして、農業から手を引く人たちが増えていきました。それが、賢い生き方だったのです。

 私たちが子供のころは兼業農家とか、3ちゃん農業とかいう言葉を学校で習いました。農業の魅力について習った記憶はあまりありません。

 そのイメージは私たちの世代にはいまだに染みついているようです。

 そうして、いつの間にか私たちは目の前のお宝が見えなくなってしまいました。

 
 私の家の前に花壇では、お花屋さんに売っている以上の美しいお花が次から次へと咲きます。
 私の家の前の畑では、スーパーの野菜売り場の野菜以上に新鮮でおいしい野菜が次から次へと収穫出来ます。

  暇だなと思ったら、ガーデニング。雑誌に出てくるようなお庭が自分の家の前に作れるんです。家の周りで過ごすことがとても楽しい時間なのです。
 
 田舎、嫌だな、不便だな、本当にそうなんでしょうか。

 私は、家を里山に建てると楽しいと思うのです。
 家の外でバーベキューしてもご近所を気にする必要はないし、窓を開け払ってお庭の空気を家にいれることも可能。緑に囲まれた地こそおしゃれな生活が出来るのではないでしょうか。

 勤務先に便利だという理由で家を建てる必要なんかないと思います。

 大切なのは、その家に「暮らし」があるかどうかということだと思います。

 じゃ、私はどうしたいか。

 快適な生活空間はもちろんですが、遊びの空間、晴耕雨読的な生活が出来るようなアトリエが欲しいし、農作業の合間に土足のままお茶を飲めたりする空間も欲しいです。

 そう考えると、雑誌でみるような憧れの生活、結構目の前にあるんじゃないですか。



 

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