望子のただいま稽古チュッ!

稽古、公演、プライベート
・・・オバサン役者、木村望子の日々。

「たんけんぼくのまち」から話が広がって

2010-01-07 09:09:11 | 演劇・舞台・小劇場
昨日は、
子供番組のオーバーアクションが苦手、
という話から、

本当に楽しもうとしているか。
本当に楽しんでいるか。

が、重要なんじゃないだろうか、と、
ちょっとエラそうなことを言い始めたところでした。


もちろん、TV番組は、全部作りごとなワケですけど、
子供番組って特に、
「楽しんでいるフリ」
・・・をしている人が多いように思うんですね。


と言ったところで、
例の人気NO.1のチョーさんに話を戻すと、
彼の演技も子供用にかなり大げさです。

でも嫌味じゃないんです。


これってねぇ、

「楽しんでいるフリ」
   ・・・じゃなくて、

「本気で楽しんでいるから」
   ・・・じゃないか、

と思うんですよ。


そりゃぁ、撮影なんて楽しいことばかりじゃない。
不本意なこともあり、不快な思いもし、体調の悪い時だってある。

でも、そんなときでも、どこかしらに「楽しさ」を見つけて、
そこを楽しもうとしてきたんじゃないか。

常に「チョーさん」という「お仕事」を、
本気で楽しもうとしてきたんじゃないか。

彼がみんなに好かれる理由って、
そんなところにあるんじゃないだろうか?
そんな気がしてなりません。


役者はお客様に楽しんで頂くのが商売です。

自分たちだけが楽しんでいる舞台を見て、
本気で腹が立つことがあります 



でも、お客様に楽しんで頂くために、
自分がどうすればいいか、ってことになると、

・・・必ずしも「楽しませる」だけじゃ、

   ダメな気がするんです。


他の「引いちゃう」タイプのお兄さんお姉さんって、
一生懸命やってるんだけど、その方向性が違うかな、って。

つまり、
「子供たちのために」
「どうすれば楽しそうに見えるか」
・・・を、
懸命に演じてる気がするんですね。

つまり、自分が楽しんでいない。
だから、オーバーアクションがウソくさい。


うーーーん。
今度は自分のことも書きたくなってきました 

あと1回、続けます

面白い話でもないのに、引っ張っちゃってスミマセン! 
コメント
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