最寄り駅の、駅前のスペースに、
このところ、
布でしっかり包まれた物体が置いてあって、
銅像だな、とは予想できたものの、
それ以上、詮索することもせず、ヒマもなく、
毎日、その前を通って、
稽古に通っていたんですが、
今日、ついにお目見えしました。
あ~~~、
そういえばそうだよね。
ウチの地元の、最大の有名人。
ご自宅前の通りには、
ご本人の名前までついている、
そう。
森繁久彌さん。
「屋根の上のヴァイオリン弾き」の、
テヴィエの銅像でした。
実は私、初めて生の舞台を観たのが、
森繁さんのテヴィエでした。
まだ中学生の頃。
なーんにもわからなかったし、
あの作品のテーマは、中学生には難しすぎたけど、
ただ、圧倒された。
テヴィエの妻が、越路吹雪さんで、
お二人の存在感にクラクラしました。
舞台って、なんて素晴らしいんだろう、って。
その時に握りしめていたプログラムは、
今も大切に残してあります。
あ~~~、なんか、
原点に出会ってしまった感じ。
小さい頃から漠然と持ち続けた、
役者になりたいという思いが、
あのテヴィエと出会って固まったんだった。
そうだよね。
この気持ち、忘れちゃいけないね。
意外なところで、
初々しい時代を思い出しました。
これから毎日、
ここを通って電車に乗ることになるんだなぁ。
慌てて改札口を通る前に、
時々は立ち止まって、
テヴィエに挨拶しよ~。
どんなに無名でも、芝居に真摯に取り組んでいます、
と報告しつつ・・・。
劇団SHOW&GO FESTIVAL・第18回公演
『おもひそむ~走馬灯のように?!』
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