望子のただいま稽古チュッ!

稽古、公演、プライベート
・・・オバサン役者、木村望子の日々。

役者人生初だから、苦戦しても仕方がないかも

2017-11-05 11:43:08 | 演劇・舞台・小劇場

 あ~~~、できなーーい!

 なぜーーーっ?

 もう無理ーーっ

 ぐわぉぉぉぉぉぉ!


・・・と、こういうのは、
    どんな公演でも、私、年じゅう叫んでますが、
     (いい加減、何とかすりゃいいのにね)


今回苦労しているのは、またちょっと、違う感じなんです。

実は今回、いつもより、
セリフ量が圧倒的に少なくて、出番も少ない。

だから、かなり余裕があるハズなんだけど・・・、

 なーーんちゅうーか、

  覚えられないっ、ちゅーか、

   なぜか台詞がスムーズに出にくいっ、ちゅーか


ま、もちろん、歳のせいでもあるんだけど、
でもそれは、どの公演でも同じことで、

大きく違うのは、


  <会話してない> 


つまり、客席の皆さまに説明をするナビゲーター役なので、
  

他のキャストたちと、まったく会話しないんです。


客席に向かってフリートークをするのは、結構得意なんですが、

決まったセリフを、客席に向かってしゃべる、
というのが、ものすごーーーく、やりにくくて

こんなに、最初から最後まで「語り」だけなのは、
役者人生でも初めてのことなんです。


  芝居は1人でするんじゃない。
  相手を見て、空気を感じて、相手と会話しろ!

この演劇の基本を、どれほど叩き込まれたか。

だから、我々にとっては<芝居イコール会話>なんです。

 だから・・・どうも芝居している気分にならないんですよね~。


人の稽古を見ていると、たまに爆発しそうになります。

だって、うまい役者さんと芝居するほど、
ワクワクすることないのに、

そして、たまたま今回、うまい役者さんが多いのに・・・。


 あーーー、私も会話したーーーーい!


でも、私の役割が必要なんだと、自分に言い聞かせます。

だって、今回は「おとぎ話」。

大人が感動できる「おとぎ話」なんです。


おとぎ話には、語り部が必要。

だから、この人生初のチャンスをしっかり生かして、

まずは噛まないように頑張らねばっ!!


   って、目指すものが低すぎるような・・・





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