望子のただいま稽古チュッ!

稽古、公演、プライベート
・・・オバサン役者、木村望子の日々。

来たぞ来たぞ!還付金詐欺!

2019-11-12 13:26:05 | 暮らし・花・趣味

来ましたよ、来ましたよー。ついに我が家にも!
例の還付金詐欺!

まずは区役所の健康保険課の加藤と名乗る男から。

「今年6月に医療保険減額措置給付制度に関する書類をお送りしたのですが、
 まだその返信を頂いていないので、ご連絡いたしました」

「へ?」

「緑色の封筒が届いているはずなのですが、内容はご確認頂いていますか?」

「え? あ・・・、そういえばそんなの見たような・・・」

  ⇒⇒ このいい加減さがケガの元。

「内容は、平成28年から30年までの医療費の見直しで、累積医療費の還付がある、
 というものなんですが、ないでしょうか?」

(えーーっ、私なくしちゃったのかも ⇐⇐ これでかなり焦る)

「実は、先月末でその期限が切れてしまったのですが、まだ返信がないもので」

「あ~、そうなんですか。で、金額は?」

「金額は56,779円です」

(え? 結構まとまった金額じゃん! ⇐⇐ 一気に欲が頭をもたげる)


「大事な書類ですので、なくされると困るのですが」

(ん?その言い回し、役所っぽくないよね? ⇐⇐ ちょっと焦りが落ち着く)

「それで、その封筒は夫と私、両方に来ているわけですよね?」

「いえ、連名で」

(ん?役所の書類を連名で送るか? ⇐⇐ 完全に落ち着く)

「では、こちらからすぐに銀行さんのほうに電話いたします。
 それで30分以内に銀行の本店の方から電話があると思いますので、
 その銀行の方の指示に従ってください」

「あの、書類ではないんですか?」

「はい、電話です」

(ん?役所がこういう話を全部電話で済ませるか?)


「持っていっていただくものは通帳とカード・・・」

「窓口なら通帳だけでいいんじゃないですか?」

「いえ、カードが必要になります」

(なんでやねん!)

「あと、ご自身を証明できるものと印鑑。印鑑は認めで結構です」

(おいっ!銀行の、それも役所がらみの還付金で、認めで結構なんてラフな事はないぞ!)

「では30分以内に電話がありますのでそちらの方の話を聞いてください。


本当なら、おかしいと思ったところで何か突っ込むか、
電話を切ればよかったんでしょうが、

それをやらなかったのは、やはり、
<万が一本当だったら> という欲のせい(笑)


とりあえず世田谷警察に電話したら、いくら電話しても話し中!
要するに急ぎの時は110番ってことなんでしょう。

さすがに110番はしたくなくて、
どうしようかなぁと思っていると、早速電話がかかってきました。


まあ、どんなに欲が深くても、これは詐欺だと確信したので、
銀行の本店からと称する電話には、

「ちょうどよかった! 
 今親戚の警察のものが遊びに来ているので、一緒に行ってもらいますね」

と言ったら、案の定、ガチャンと切れました(笑)


うーーーん。
そういうのがかかってくる歳になったんだなぁ。

しかし、カードを持って来させて、ATMまで行かせて、
どうしたらあっちにお金が行くようにできるんだろう?
ま、そんな恐ろしいこと、とても実験はできないけど。



だけど、まぁ、ほんっとに感心するほど、まことしやかでした!

喋り方も、いかにも役所の人間っぽくて。
役者がやるとしたら、こんな感じになるだろうという(笑)
あのそれっぽさは、役者が太鼓判を押します。



しかしっ!

なんでもいいけど、本当に忙しいんだから、

        変なことで時間を取らせないでよ!

その上、書きたくなって、

    思わずこんなブログまで書いちゃったじゃないの!






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