私のとんでもない台詞の数々を、
ダンナの会社の人に聞かれてしまった(だろう)ことも、
すべては、すぐそばの部屋で撮影をしたがゆえ。
場所さえ離れていれば、
何も問題はなかったんです。
そう!
リモートの、
気づかなかった、もうひとつの大きな問題が、
< 撮影場所! >
バックが白で、余計なものが写り込まない場所。
これが、予想以上に難しかったんです。
例えば、
エアコンの角がちょこっと入っちゃう、とか、
明かりのスイッチが入ってるとか、
私は動きのない役だったので、
それほど広いスペースは必要なかったのですが、
それだけに、ちょっとした写り込みも、
大きく目立ってしまうんですね。
で結局、ここ!という場所は、
本当に1か所だけで、
タブレットの角度が、
数ミリズレたら何かが写りこむため、
絶対に触れない、揺らさない、
ヒヤヒヤしながらの場所厳守でした。
一方、
動き回らなきゃいけない役の人は、
一気に難易度が上がります。
とにかく体全部が写るだけの、
白いバックを確保しなきゃいけない。
なおかつ、その状態で、
「暴れちらして」も、
余計なものが写り込まない場所を、
作らなきゃいけない。
そんな無茶ぶりに応えて、
カーテンからベッドから、何から何まで、
白い布で覆ったキャストもいて、
これ、涙ぐましいと思いませんか?
他にも、部屋を思いっきり片づけたり、
タンスどかして、本棚どかして、ベッドどかして、
やっと白い壁を発掘したりと、
それぞれ準備段階から、
「自宅で撮影」のハードルは、
かなり高かったようです。
それも撮影が何日もあるので、
撮影のたびに、それだけのことを、
しなきゃいけないという・・・。
それに比べれば、
私は圧倒的に楽だったのですが、
いざ撮影となったとき、
やっと確保した白バックに、
まさかのダメ出しが・・・。
<つづく>
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