これが、今回の登場人物の名前の一部です。
小さくルビがふってありますが、
全部読めます?
シェイクスピアなどの芝居だと、
セリフのスピードと、量に泣きますが、
今回、みんなが苦労しているのが、
言葉の難しさ。
時代劇には共通の課題とはいえ、
特に、今回の平安あたりが、
一番長ったらしいし、むずかしい気がします。
名前もむずかしくて、
初演のとき、台本を渡されても、
私も含め、自分の名前が読めない人続出でした。
たとえば、私の役名。
「朱鞠内」
読めます?
これで「しゅまり」と読みます。
稽古場でも「しゅまり様」と呼ばれたりいたします。
なかなかの気分です
ま、それはともかく、
とにかく台本が漢字だらけで、
そりゃぁ、もう・・・
再演組でも、「えっと、なんだっけ」って状態で、
最初の読み合わせのときなど、
みんなノッキングおこしている車みたいでした。
砦麻呂・阿弖流爲・・・あざまろ・あてるい(共に人名)
左馬判官・押領使・・・さまのはんがん・おうりょうし(共に官位の名)
なんて漢字が続々登場。
読み方も違って、
御首・・・みしるし
夫婦・・・みょうと
などと読むので、簡単な漢字も安心できません。
読み進んでいるうちに、
苦しまぎれの超独創的な読み方が登場して、
そっちの方が大スペクタクルだったりと(笑)
いやはや最初は大変でした。
もちろん今では皆、スラスラと読んでますが(当たり前)、
今度は早口言葉のような名前に、ひっかかり始めました。
そうなんですよ。
慣れてないときには、
ゆっくり喋るし、つっかえたりするので、
かえって難しさがわからないんですね。
ところが、
慣れてきて、すらすら言おうとすると、
「えっ、こんなに言いにくいの!」
という新たな発見をしちゃったりする(笑)
中でも、
ものすごくシンプルで、
今回のお芝居に頻繁に登場するんだけど、
実は意外に言いにくかったんだっ!
という言葉が見つかっています。
何かわかります?
・・・って、ところで ・・・ (つづく )
<MY台本>
いつも載せてるので、あまり目新しさはありませんが
付箋の色の違いは、
紫が自分の出演シーン。赤が第1部、青が第2部、と分けています。
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