<一度書いた話です。知ってる方はゴメンナサイ!>
「奉天高校ダンス部」
・・・と背中に書かれたパーカーを見て、
これなら踊れると踏んだ私は、
稽古の休憩時間、
ずりずりと彼にすり寄っていきました。
もちろん、にっこり笑いながら(こわい・・・)
ダンスはとりあえず何とかなるとして、
あとは歌がどの程度かをチェックしたかったのです。
さて、
まさか、そんな下心があるともしらず、
そばににじり寄ってきた私を見て、彼もにっこり。
(そりゃ、嫌な顔はできないものね)
「なにか?」といった表情で私を見ています。
うわっ、この子の笑顔、さわやかだわ~
「ねぇ~、歌とかダンスって、うまい?」
「いや~、でも、ダンスは好きですね。
歌は…音痴じゃない、程度かな?」
「ふーーん。ねぇ、ちょっと歌ってみて」
「えっ こ、ここで、ですか」
その「ここ」のシチュエーションとは・・・、
まず、床は畳。
休憩時間とはいえ、着物姿もちらほら。
殺陣の稽古をしてる人もいるという、
完璧なる「和」テイスト。
そりゃそうです。「将門」の稽古場なんだから。
「な、なにを歌えばいいんですか?(既に額に汗が…)」
「何でもいいわよ。得意なヤツ」
「え、え、え。こ、こで。う、う、うーん。思いつかない」
「じゃあね~。あ、ジングルベルでいいや」
「ええ~~っ 」
・・・そう。
ちょうどクリスマスイブだったんですねー(笑)。
(つづく)
「奉天高校ダンス部」
・・・と背中に書かれたパーカーを見て、
これなら踊れると踏んだ私は、
稽古の休憩時間、
ずりずりと彼にすり寄っていきました。
もちろん、にっこり笑いながら(こわい・・・)
ダンスはとりあえず何とかなるとして、
あとは歌がどの程度かをチェックしたかったのです。
さて、
まさか、そんな下心があるともしらず、
そばににじり寄ってきた私を見て、彼もにっこり。
(そりゃ、嫌な顔はできないものね)
「なにか?」といった表情で私を見ています。
うわっ、この子の笑顔、さわやかだわ~
「ねぇ~、歌とかダンスって、うまい?」
「いや~、でも、ダンスは好きですね。
歌は…音痴じゃない、程度かな?」
「ふーーん。ねぇ、ちょっと歌ってみて」
「えっ こ、ここで、ですか」
その「ここ」のシチュエーションとは・・・、
まず、床は畳。
休憩時間とはいえ、着物姿もちらほら。
殺陣の稽古をしてる人もいるという、
完璧なる「和」テイスト。
そりゃそうです。「将門」の稽古場なんだから。
「な、なにを歌えばいいんですか?(既に額に汗が…)」
「何でもいいわよ。得意なヤツ」
「え、え、え。こ、こで。う、う、うーん。思いつかない」
「じゃあね~。あ、ジングルベルでいいや」
「ええ~~っ 」
・・・そう。
ちょうどクリスマスイブだったんですねー(笑)。
(つづく)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます