今、友人の劇団の、
稽古場ブログを読んでいたら、
稽古場の写真が出ていた。
稽古場ブログに稽古場写真、なんて、
珍しくも何ともない、
一番ポピュラーな方法だけど、
たまたま、それが、
待機中の席、
つまり、自分の出番じゃなくて、
人の稽古を見ているときの席を写していた。
あーーーーっ、
この形・・・。
そうだったっけ~。
劇団時代は、必ずこうやって、
学校みたいに、
机を何列かに並べてたっけ。
この友人は、私が昔いた劇団に、
よく客演してくれていた人。
もちろん、まだペーペーの若手だった。
その彼が、今や劇団の主宰として、
作・演出、ときには出演で、ずっと頑張って、
もう何年続いているだろう。
でも、それなのに、
今でも、稽古場では、
こんな机の並べ方をしてるんだ。
その当時、覚えたことを、
今もそのまま踏襲して。
うわぁ・・・、なつかしいよぅ。
ちょっと泣きそうだよぅ。
あの当時は当たり前だと思っていた、
この机の並べ方。
その後、思い出せないほど、
たくさんの劇団さんに客演させてもらったけど、
でも、こんな並べ方をする所は、
どこにもなかった。
だからって、別に何も思わなかったし、
今では、一列に並ぶ形の方が、
ずっとしっくりくる気がする。
なんだけど・・・、
なんだけど・・・、
懐かしさって、どうしようもないものだから。
どうしようもなく、タイムスリップ。
劇団時代は、決して、
楽しいことばかりじゃなかった、
・・・はずだけど、
でも懐かしい。
今でこそ、和気あいあいで、
Wキャストをやっているけど、
あの当時のWキャストなんて、
足の引っ張り合いに、意地の張りあい。
そりゃぁ、すさまじいもんだった。
本当に火花が散るのが見えたもの。
でも、あの時代があってこそ、
今の私がいる。
なーんてね。
ちょっと遠い目になってしまった、
日曜日の午後。
ふぅぅぅぅぅ。
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