いざっ、下北！

今日から、下北沢のスタジオに入りました。
ここで小屋入りまで、
１日中、稽古を続けます。

やっぱりね～、下北はいいですね。

ゴチャゴチャしているこの町を歩いていると、
それだけでテンションが上がっていきます。

さぁ、ここからが勝負です！

どこまで上げていけるか、
全員が気持ちをひとつにして、
作品を創り上げていきます。

あと１週間。

２８日から公演がスタートです。

皆さまのご来場をお待ちしております　

意外に萌え系？？

七転八倒している役者を尻目に、
着々と衣装が揃っています。

写真は戦争中の女学生さんの衣装。

セーラー服にもんぺなんですが、
これ、男子から見ると、
けっこう惹かれるコスチュームのような・・・。

ちなみに、ソックスは違います。
ピンクハートのソックスは、当時はなかったので　

食べる！

はい、食べるんです。

今回の芝居の私の役。

出るたびに、何かしら食べ続けます。

でも私のシーンは基本、２人芝居です。

つまり、かなりの頻度で喋ってもいるワケです。

どちらも同じ口を使うワケです。


セリフが聞きとれるか。

喋った途端に、食べ物が出ないか。

かなり不安です。

というか、あと１０日で本番　

うううううううう　

一番の不安はこれだったりして　

うぉぉぉぉぉぉぉぉ！！！

台本、一気に完成しましたーーー！

今回は何かと難しい問題もあり、
座組み全員で、うんうん言いながら、
知恵をしぼっていたのですが、

なんと、そこから一夜明けたら、
稽古場に完成台本が置かれていました　


そして、

読んでみて、

あーーーー、納得。


ここの地点を探し求めて、
いや、
ここまでのプロセスをどう作るかに悩んで、

主宰はずっと苦しみ続けていたのでしょう。

ほとんど寝ていないであろう主宰のショボついた目が、
これまでの苦悩を物語っていました。



でも、完成、です。


あとはお客様1人１人の解釈でご覧頂ければ、
お楽しみ頂ければ、

・・・お？

お、

・・・お！

お楽しみ

　　頂けるように
　　
　　　　　するのは、


・・・私たちじゃないっ　



ホンができたら、
もうあとは役者にかかってるんじゃないっ　



は、はやいとこ、読みこまないと。

おおおお、セリフ、覚えなきゃ　


でも、テンション上がってきたぞーー

頑張るぞーーーー

超個人的メモ・父と娘

この父と娘、
ほんっとにいいなぁ。
昭和だなぁ。

すぐ口ゲンカになるし、
言いたいこと言いあうし、

でも、お互いに、
心の底から思いやっている。

頑固で勝手者な８０歳のお父さん。
でも、ものすごく可愛いとこがあったりする。

勝手な時だけ、年寄りを言い訳にして、
実はけっこう元気で、若い女の子も大好きだったり。

そんな父を、
こちらもボロクソに言いながら、
見えないところでいたわっている。

このあたりの、バカバカしいような会話が、
ほんっとに、よく書けてて、なんだかジーンとしてしまう。



それでいて、

父の心の、深い部分を、娘は知らない。

それがラストシーンで明かされる・・・のかな？

ラストがどうなるのか、楽しみ。


お客様が、

よその家のお茶の間を覗いてる錯覚に陥るような、

そんなシーンにできるといいな。

超個人的メモ・どらやき

（メモ）

「どらやき」が出ない。
なぜか「大福」と言ってしまう。

「どらえもん」と覚えるか？
でも本番で言いそうだ。

主宰の体形⇒どらえもん⇒どらやき

この連想、稽古場なら受けそうだけど、

こんなこと言っているうちに、
出るようにならないかな？

超個人的役作りメモ・間取り

（メモ）

幼い頃の戦争の記憶。

家の間取り。状況。

そして今（昭和６４年）の実家の様子。

父の一人暮らし。
きちんとしてそうだが、ホコリはたまっているだろう。

木の箪笥。その上に大きな段ボール箱も。
カレンダーは？
仏壇は、そんなに大きくない。
決して裕福ではなかったから。

ほかには・・・？

もっと具体的にイメージを！！

何もない空間に、何が見えている？？

超個人的・役作りメモ

稽古で思いついたことを、備忘録代わりに、
ここにメモります。

普通はノートや台本に書いているメモです。
だからたぶん、一貫性はありません。
ずっと揺れ続けています。

ウラ話とは違うので、あまり面白くありません。

どうぞ興味のある方だけ、お読みください。
役者の頭の中のバックステージです。

　　　＊　　　＊　　　＊
（メモ）

セリフは入り始めたが、
まだスタートラインにも立っていない。

でも、求められていることはわかってきた。

その、求められている地点まで、
どうやって到達するか。

そしてできれば、そこからもう一歩、
踏みだすところまで行きたい。

見栄を張るな！
見栄を張るな！
見栄を張るな！

昨日で

台本が、４分の１。

あと、よんぶんのさんんんんんん　

今回、ムフフなこと

今回のお芝居、
先のことは、まだはっきりしない　
・・・のですが、

ひとつはっきりしていることは、
舞台上でからむ人は、ほとんど１人だけ、
ということです。


何度か書いていますが、
今回は、特攻隊の話なので　
時代は終戦間近の昭和２０年です。

そして、交錯するもうひとつのシーンが、
昭和６４年１月。
つまり平成になったばかりのとき。

で、私は昭和６４年の人間なので、
戦争中の人たちとはからみません。

ＳＦじゃないので　



なもので、
からむ人だけは、はっきりしています。

私の父親役、主宰の佐藤伸之さん、通称のぶさん。

本当は私よりずっとずっと若いのですが、
８０歳の老人を演じます。



むふふふふ　

ラッキー　　です。


私みたいなヘッポコ役者は、
相手役の力で大きく変わります。

ぶっちゃけ、
新人さんとか、あまり　　な人とからむと、
本当にシンドイんです。

あっ、これは、どの仕事でもそうですよね　

力のある人とからむと、すごく楽！

っていうのも、
ほとんどの仕事に共通だと思います。

ん？
・・・ってことは相手がシンドイのか？？
まぁ、それは考えないとして（おいおい）



芝居はライブなので、キャッチボールと同じ。
いろんなボールを投げ合って進んでいきます。

同じところばかりでもつまらないし、
自分勝手に、相手が取りにくいボールを投げたら、
相手が困るし、面白くない。

いい役者さんとからむと、
こちらが間違えてヘンなボールを投げちゃっても、
しっかり受け止めてくれますし、
自由に、楽しく、
キャッチボールをさせてもらえるんです。

トチってもフォローしてもらえるし（トチるなっ！）


おもしろいです。

緊張もします。

でもやっぱり、おもしろいです。

足を引っ張らないように、
でも、大胆に、

せっかくのこのコラボを楽しみたいと思います。

いや、早く楽しめるところまでいきたい・・・ですね。

毎日集中！　毎日発見！

いい芝居にするぞーーーっ　

さぁっ、稽古にいってきまーす