ずっと前半部分だけだった台本が、
昨日、全部揃いました。
我々キャストも、初めて読む物語。
意外な展開に、ほぉぉぉぉ、
という声が、何度も漏れました。
あの・・・、思ったよりもキュンときます！
ドライなシチュエーションコメディ、
のつもりでいたら、
がっつりテーマもあり、
ちょっぴり涙もあり、のコメディでした。
とはいっても、コメディはコメディですから、
とにかく笑って頂いてナンボ。
特に、シチュエーションコメディはテンポが命です。
すごい量の台詞を、いかに、いいテンポで応酬するか、
みんな、これからが正念場なんですが・・・、
そんな中で、
「もっと、ゆっくり喋って下さい」
と言われるのが、我々老人チーム。
なんかＦ－１のサーキットの中を、
自転車で走ってる感じです。
たしかに、早い台詞というのは、すごく怖いんですね。
いつ飛ばすか、いつ白くなるか、いつテンポを外すか、
もう、一瞬たりとも気が抜けない。
だから、汗だくの若者を尻目に、
ゆ～～っくりと喋るのは、とってもありがたいんですが、
これがまた、慣れてない！
まわりが早いと、つい、早くなっちゃう
それに、ゆ～っくり喋ってると、
飽きられるんじゃないか・・・
という、役者特有の不安が襲ってくる。
ちゃんと役を生きてたら、
どんなにゆっくり喋っても、
絶対にお客様は、ついてきてくれるから。
・・・なーんちゃって、
若手には、いくらでも、
エラソーなアドバイスをするくせにね。
さっ、また、七転八倒の大騒ぎがスタートです！
これから３週間。
いい作品になりそうです。
ご来場お・・・っとっと、
しつこいので、今日はやめておきま～す
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