先日の話です京急横浜駅中央改札横の外貨両替場(トラベレックス)が営業
再開しておりました。コロナ禍で長く閉まっておったのですが、やっと再開
したようです。この様に昨今あちこちで少しずつコロナ禍前の賑わいが戻っ
て参りましたね。コロナ騒動のお蔭で我が国が世界から遅れを取っていた様
々も判りました。勿論コロナなんぞ蔓延らぬ方が良かったのですが・・・
2022年12月に行ったハワイでも、日本とアメリカの隔たりを痛感致しまし
た。そんな事を冒頭にお話してブログの旅行記に戻ります。
円安とアメリカの超インフレの為、日本から持ち込んだ「ご飯パック」や「そ
うめん」で、ケチな食事をして来た今回のハワイであります。
しかしワイキキ最後の晩飯くらいは、少しはマシなモンを食おうと思っており
ました。だから到着日早々にJCBプラザさんで、ステーキハウスの予約を取
っておりました。
多分マラソンも完走するだろう・・と言う打算もあり「完走祝い」のつもりで
予約を入れておいたんです。(笑)
ハワイ滞在実質的最終日。軽めのランチを食べた後で帰りの荷造りをしてから
ボケーっとDHを眺めておりました。本当の事を言うとスーツケースのパッケ
ージングは、殆どポナペンがやってくれました。だから私はDHを眺める担当
にまわりました(笑)
そんな時間の流れる中で、訳アリの為早くもステーキハウスの予約時間が迫っ
て参りました。
アコモを出ると、連結のTheBusが停まっておりました。すっかり見慣れてた
連結バスですが日本に帰れば、中々目にする事が出来なくなります。最終日は
何を見てもちょいとセンチな気分になるモノであります。
今回予約を入れたのは「ルースズ・クリス・ステーキハウス」世界120店舗を
展開するステーキの名店であります。ちょっと身の丈に合っていない気も
するのですが、大丈夫なんです。今回の予約はプライムタイム(16:00~18:
00まで)と言うお得な時間帯なんです。これもハワイに恋して!#100(202
2年11月7日BS12放送分)にて得た情報を戴きました。(ごっつさんです。)
プライムタイムとはハッピーアワーとは、ちょいと違って早めの時間限定の
お得なセットディナーが戴ける素敵な企画なのであります。
せっかちな我が家は16:00に予約を入れました。お目当てのお店はLewers St
にあるウインダムワイキキビーチウォーク2Fにあります。
そんなルースズ・クリスさんの前で未だかまだかと開店を待ちます。
因みになんで店名がルースズ・クリスさんなのか?って事でなんですが。
それはシングルマザーのルースさんが、クリスステーキハウスを買い取った
から、この名前ついたらしいです。ルースさんはレストラン運営経験ゼロで
したが、独力でここまでの立派なステーキハウスにされました。今から60年近
く前のニューオリンズのお話でございました。アメリカ版の「細腕繁盛記」み
たいなお話ですな。(昔の方のみ判る話です)
さてせっかち我が家が店の前で待っておりますと↓
店頭のデコに何やら楽譜が・・・よくよく見れば曲名「アイナハウ」そして
composed byプリンセス・リケリケとあります。
てな訳でプリンセス・ミリアム・リケリケさんのお話ですが、
ハワイ王国第7代カラカウア王(フラ復活の父 メリーモナーク)と第8代リリ
ウオカラニ女王(アロハオエ作者)の妹さんで、36歳の若さでこの世を去った
方だそうです。
カラカウア王とリリウオカラニ女王のご兄弟だけに才能豊か方だったそうで、
「アイナハウ」はそんな彼女の代表曲なんだそうです。
曲名のアイナハウはリケリケ王女が娘さんのカイウラニ王女と共に暮らした
場所の名前で、現在その場所にはプリンセスカイウラニホテルが建っておる
そうです。アイナハウと言うハワイアンを聴いて見たくなりました。
因みに「アイナハウ」とは、ハワイ語「涼しい風の吹く土地、幸せな場所」
と言う意味だそうで、きっとルースズ・クリス・ステーキハウスさんも
居心地の良い幸せな場所と言う意味で、コノ店頭のデコが飾られておるんや
ろうと考えました(後から苦しいこじ付けです)
横道に反れ「アイナハウ」の話を書き始めたので、どう収拾を付けるか
苦労しました(スミマセン)
さて16:00になり我が家は3番目に店内に案内されました。つまり我が家より
せっかちが2組も居た事になります(笑)
お店の雰囲気は落ちつた感じで、センスも大変良いです。
バーカウンターにもお客さんが数組おります。実はバーカウンターではこの
お時間ハッピーアワーの最中なんです。飲み物やおつまみがお得に楽しめる
時間帯なんですよ。
我が家は窓ぎわのボックス席に案内されました。そしてプライムタイムのセ
ットメニューがコチラ↓嬉しい事に日本語でした。
ウエイターさんの接客もメニュー同様日本語でありました。周囲を確認する
とボックス席のお客様は殆ど日本の方の様でした。さすがハワ恋、大した
影響力であります。
我が家はフィレステーキ72.95$とリブアイステーキ72.95$のコースをオー
ダーしました。それぞれのコースにはサラダとサイドそしてデザートが付い
ております。当然サラダもサイドも2種類別々なモノを頼んでシェアーし
ました。因みに通常のディナーではステーキだけで64$だそうです。
最初に運ばれ来たのがブレットです。とても美味しく直ぐに完食しちゃい
そうですが、ココでガツガツ食べては後の料理が食べれなくなります。
飲みものは赤ワイン「トルブレック」14$とオレンジジュース4.25$
そしてサラダ、これもガッツリ大盛です。
やがてメインのステーキも到着、柔らかでナイフの通りも良いです。
一切れを口に運べば笑顔がこぼれます。人は美味しいモノを食べると、
先ず母音で驚き、次に笑顔になると聞いた事がありますが本当でありまし
た。
ステーキの味付けはシンプルでハワイアンソルトとペッパーそしてバター
のみ。肉の素材が良いのでこれで充分なのです。
少々早めの夕食でしたがランチを軽くしたので充分イケました。でもね
お肉がジジイには多い!結局お持ち帰りにして翌日の朝食に回す事に
致しました。このお店の良かった所は、そんなお願いも日本語で頼めた
事であります。
結局この日のディナーは合計チップ込204.71$(28450円)でありました。
Lewers Stに夕暮れが迫って参りました。
いよいよハワイ最後の夜が訪れようとしております。
ビーチに出れば哀愁を込めて夕陽が沈んで行きます。
次に来る時には「メレ・カリキマカ」のサインボードも変わっている事
でしょう!
薄暮から夕闇と変わるカラカウア通りであります。
いよいよ明日は帰国であります、だからもう少し歩いてアコモに戻る事に
致しました。
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