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雀庵の「中共崩壊へのシナリオ(141」

2021-01-23 16:20:15 | 日記
雀庵の「中共崩壊へのシナリオ(141」
“シーチン”修一 2.0


【Anne G. of Red Gables/238(2021/1/23/土】スリリングと言えばスリリングだが、小生の鬱病は「安定3か月、不安定1か月」のサイクルのようだ。不安定期はちょっとしたことで始まり、急激に深まり、生きているのが嫌になる、ウンザリする、死神が優しい言葉で「あんたは頑張った、疲れたろう、もう楽になったらええ」とささやくのだ。


静かに死ぬのはまあ「上」だが、新聞でよく見るのは家族を道連れにするやつ。無理心中と言うのか、随分身勝手。当てつけ自殺もある。それなりの理屈はあるのだろうが、これは美学、自死道に反する邪道で、閻魔様は「往生際が悪すぎ、美しくない、下の下」と判決して「もう一度人間界へ行って来い、今度はまじめに勤めてしっかり往生するんだな」と厳罰を食らわせるのである。


「ちっ、最近は安易な自殺が多すぎるぜ、昔はそれなりに哲学的な自死とか大義に死すとかそこそこあったんだが、お湯を注いで3分、レンジで1分、まるでファストフードみたいな“お気軽自殺”ばっかり。大死一番絶後再蘇のような天地をも感動させる自裁なんてありゃしない・・・まったく昔が懐かしいぜ
、いやはや老いの嘆きか」


戦争がない、競争がない、緊張がない、そういう平和、安定、順風が長く続くと特に男は堕落、劣化するね・・・そうだ!「生きる」とは「息をする」ことじゃない、「息」をしたところで「生きる」ことにはならない、積極的、能動的、目的意識的に心身を働かせることが「生きる」ことなのだ。


「俺は“もういいや、やるべきことはやった、あの世に行ってもいいだろう”と思っていた。じゃあ、具体的に何をやったのか。バカをやった、家庭をもった、子供を育てた、仕事もやった・・・それは、しかし、動物は皆やっているぜ、ちっとも人間らしくない。本能のままに息をしていたようなものではないのか。人間を生きる、人間の、世界の、地球のために生きる、半歩でも一歩でも前進する・・・生きる、生き切る、挑戦し続ける、それが天が課した人間への、俺への使命なのだ」


うーん、これは電波が走ったわけではないが、なかなか理にかなった指針ではあるなあ。このところ就寝の寝床でイスラム教徒の鈴木紘司著「イスラームの常識がわかる小事典」とか、高谷道男氏の「ヘボン」を読んでいる影響かもしれない。


ヘボン(米国籍、ヘップバーン)と言えば「ヘボン式ローマ字」しか知らなかったが、幕末に来日したプロテスタントの宣教師、医師、学者であり、最初の英和辞書、最初の日本語訳新旧約聖書を作り、明治学院創設などに尽力した人だった。世界中に感染症が蔓延する中、何度も病魔に倒れ、3人の子を失いながらめげず、くさらず、恐れず、米国での病院経営で得た莫大な私財を投じて、清貧を苦にせず、天命に従って努力する姿は感動的である。こう言っては何だが、「昔のアメリカ人は偉かった!」。


我思う「偉人は激動期に現れ、凡人は安定期に繁殖する」・・・これからは傑物がどんどん出てくるのだろう。まあ戦後体制はそれなりに安定していたから残念な気がしないこともないが、日本が日本を取り戻すための時代が来たということだ。「インド太平洋の守りは日本と同盟国に任してくれ」、そういう時代へ積極的に生きていきたいものである。


ここまで書いたらずいぶん気が晴れた。チンケな些事の穴にはまっていないで天下国家の大事に目を向ける・・・新たな鬱病治療法“シーチンメソッド“ではあるが、興奮しすぎて統合失調症にならないように注意しよう。


列強の政治家は、冷静に、冷徹に、悪魔のように細心に、天使のように大胆に、謀略に満ちた国際政治の怪しい海を上手に渡るか、溺れるか・・・伊藤貫著「歴史に残る外交三賢人」から学ぼう。


<ドゴールの「国際政治の多極化戦略」の続き。D)ドゴールは「米ソ両国による核兵器の独占体制」に激しく反発した。政治イデオロギーにおける米ソの非難合戦にもかかわらず、米ソにとってこの核兵器独占体制は覇権利益にかなうものだった。米ソは同盟国が核を持てない=自立できない状態を維持したかったのである。


フランスや日本などを永遠に自主的な核抑止力を持てない状態に留めておけば、米国は「適性国の核ミサイルが怖かったら、お前たちはアメリカの言うことを聞け!」といつでも同盟国を脅しつけることができる。


中朝露の核ミサイルに包囲されている日本は、外交交渉や経済交渉で米政府に恫喝されると、あっという間に屈服してしまう。それが日本の実態だ。


ドゴールはこのような米国のシニカルで狡猾な同盟国支配政策に激しく反発した。米ソの提唱した「核不拡散条約」「核実験停止条約」を、「これは米ソによる核独占の企みに過ぎない」と喝破し、交渉参加を拒否。NATO軍(米軍)をフランス国内の基地から追放し、フランス独自の核抑止力を構築したのである。ドゴールは「国際政治を多様化し、フランスの自由と独立を回復するためには、フランス独自の核抑止力が絶対に必要だ」と確信していた>(続く)


「核兵器禁止条約」が昨22日、50カ国・地域で発効したという。何十年たってもダメな人はダメのまま、進化するわけではない、誰かが木鐸を叩き続ける必要はあるということだ。ドゴールは国民をいかに説得したか、学ぶべし。


今のEUはフランスが抑え込んでいるから一応まとまっているように思えるが、すべてはドゴールの功績があってこそだろう。ドイツの中共べったりや域内に押し寄せる移民問題などいろいろな問題があっても、とにもかくにもフランスが盟主であればEUは安定を維持できそうだ。


一方で我が日本丸は「天気晴朗なれど波高し、皇国の興廃、この一戦にあり」の危機感ゼロ、足元のコロナでジタバタ、夏の五輪でドタバタ・・・何やってんだか、という印象、船が沈没しかねないという危機感が全くないようだ。不思議の国の白ウサギみたいに「分別くさく、臆病、脆弱、狐疑逡巡」、ひたすら無意味に慌てているだけの感じ。穴に飛び込んで冬眠し、引き籠りたいのか、パッパラパーのパー、ほとんど自閉症のよう。


ところで去年あたりから産経が読者増、収入増のために左とか大衆迎合の方にポジションを移しつつあるような印象を受ける。トランプ政権の4年間でリベラル≒容共的な記者は一掃されたと思っていたが、黒瀬悦成・ワシントン支局長は根がリベラルなのか、露骨にバイデン万歳、トランプ消えろ、というスタンスになった感じ(本性とか先祖返り?)。


産経の姉妹紙の「夕刊フジ」はまるでアカ新聞。「バイデン襲撃も噂されるアメリカ再建の遠い道のり」(2021年1月22日)から。


<混乱と憎悪と暴力の果てに、アメリカの政権交代が行われた。こんなに暗雲に包まれた大統領就任は史上初だろう。世界で最初の近代的民主主義国家として建国して約250年、バイデン政権が担うことになるのは、「アメリカの再出発」である。ニューヨーク在住46年のジャーナリスト・佐藤則男氏は、それが想像以上に難しい現実を指摘する――


「第46代アメリカ大統領に就任したバイデン氏に最大の賛辞と惜しみない拍手を送りたい。様々な国家的危機を引き起こしたトランプ前大統領から執拗な仕打ちを受け、苦しみ、戦い抜いた結果の就任であるから特別な意味がある・・・


トランプ氏を叩いて視聴率を稼ごうとするだけの今日のニュース・ショーは、どうしても軽薄で醜悪に見えてしまう・・・


バイデン大統領は、就任と同時に全速力で仕事を進めなければならない。パンデミックとの戦い、環境問題に関するパリ協定への復帰、世界保健機関への復帰、同盟国への安保条約改定要求の取り消し、移民排斥の撤廃--何もかも待ったなしである。


アメリカが失ったものは大きい。民主主義と、それを支えるメディア再建の道は険しく、長い道のりとなるだろう>


何を言いたいのか分からないが、トランプ大嫌い、民主党大好きという感じで、氏はNEWSポストセブン(1/21)にこう書いている。


<就任式には、クリントン元大統領夫妻、ブッシュ元大統領夫妻、オバマ元大統領夫妻が参列した。会場から大きな拍手で迎えられる。この3組の元大統領夫妻が席に着くと気持ちが落ち着く。やっとアメリカが返ってきた、という安心感が湧いてくるのである>


小生は“3バカ・・・心が萎える”がなあ。彼の思考や言い分は米国リベラル≒サンダース的共産主義者そのものだろう。こうした記事をフジが掲載するのは左巻きやピンク層に媚びて読者、スポンサーを拡大し、売上を増やしたいからだろう。フジで成功すれば産経本紙でも左傾していく心算だろうが、コアの読者は離れていくのではないか。かなり危険な賭けだ。


陸羯南の「日本」のように天下国家を論じ報じる週刊誌(紙&ウェブ)があってもいいなあ。毛沢東の「百家争鳴」は政敵をあぶりだすための罠だったが、日本では「伝統保守=改革派」vs「容共死守=保守派」の言論戦が展開される場となれば刺激的、かつ面白い。産経がやればクラシック音楽の雑誌よりは売れること間違いなし。


ウォールストリートジャーナル(WSJ)2021年1月19日「トランプ 新政党立ち上げで会合」から拙訳する。


<関係者によるとトランプはここ数日、新党の結成について関係者と話し合い、ホワイトハウスを去った後も影響力を続ける取り組みを行っている。トランプは新党を「愛国者党」と名付けたい意向という。


トランプはここ数日、上院多数派指導者ミッチ・マコネルを含む複数の共和党指導者と対立しており、彼らは「トランプは国会議事堂で致命的な1月6日の暴動を引き起こした責任がある」と述べている。ホワイトハウスはコメントを控えているが、世論調査によると、トランプは共和党有権者の間で依然として強い支持を維持している。


トランプが新党立ち上げにどれほど真剣に取り組んでいるかは不明だが、時間と資源の多大な投資を必要とするだろう。トランプは大きな支持基盤を持っており、そのうちのいくつかはトランプが立候補した2016年の選挙戦から(トランピストとして)共和党支持になった。


(共和党、民主党の2大勢力の中で)第3党は通常、国政選挙で大きな役割を果たすのに十分な支持を集めなかった。しかし、トランプが(トランピストによる)新党を立ち上げれば(既存の)共和党候補者からの支持を奪いかねず、共和党当局者の激しい反対に直面するだろう>


日本の最大の敵は中共であり、中共はトランプと共和党が大嫌いである。しかし、トランプ新党ができれば事実上、共和党は分裂あるいは弱体化するから、ともに銭ゲバ体質の中共と民主党にとっては好都合だ。トランプの新党騒動については、待てば海路の日和あり、洞ヶ峠を決め込むだろうが、中共と民主党はアカとピンクで相性がいいから米中対立は小康状態になるかもしれない。


ところが偉大なる習近平主席は小康という「停滞」を好まない。2049年、建国100年祝賀までに中共を世界最強の帝国にしなければならないからだ。つまり1日でも早く米国を屈服させなくてはならない、米国が内紛で日和見的なっているのなら「チャンス到来!」と押し出していくしかない、スケジュールが決まっているし、寿命は伸ばせないのだから。


焦りまくる習近平は結局、軍事力を背景に世界制覇へ駒を進めるしかない。となれば米民主党もそれに対抗せざるを得ず、21世紀の太平洋戦争は不可避となる。「一点突破、全面展開」、危機をチャンスに変えて日本独立を果たすべし。
目安箱:ishiifam@minos.ocn.ne.jp


雀庵の「中共崩壊へのシナリオ(140」

2021-01-21 12:33:24 | 日記
雀庵の「中共崩壊へのシナリオ(140」
“シーチン”修一 2.0


【Anne G. of Red Gables/237(2021/1/21/木】繰り返すが、雀には大人・青年・子供という序列がある。餌場はその順番で、目上の食事中に目下が割り込もうとすると追い出されるが、大人はやがて消え、青年が大人になり、子供は青年になっていく。大昔からその繰り返しだ。順繰り。


人間も群れないと生きていけないから序列がある。大昔から部族対立はあり、常に合従連衡が進んで大きな群れになっていったが、農業・畜産が普及すると定住が進み、農地・草地や水をめぐる争いもあってさらに大きな村、やがて大中小の国になったのだろう。


外交、内政のために長老の中から統治者が生まれる。国民をまとめるタガだ。統治者をめぐる争いを防ぐためもあっただろうが、例えば10の有力者の中から順番で、あるいは巫女さんの占いで人事を決めていく。かくして支配階級とか身分制ができあがる。


王侯貴族武士庶民という序列、大人・青年・子供という序列、難しい仕事ができる奴と、それができない奴、(国によっては最下層の捕虜・奴隷)という序列が生まれる。


この身分制は日本では定住が始まった縄文時代辺りから明確になっていき、農耕定住の進んだ後期(弥生時代、西暦初期)にはほぼ定着したのではないか。その過程では一衣帯水の支那大陸、朝鮮半島の影響は当然大きかったろう。


時代が進むにつれて身分制という秩序が既成化、固定化され、それに上流(名門)は満足するが、下流は不満が募るばかりだ。欧州では1500年前後からキリスト教(?)の影響、聖職者の特権階級化への反発もあったのだろう、既得権益制度、身分制への疑問、反発が顕在化し、やがて宗教改革やフランス革命になり、平等主義や自由民主人権法治、共産主義といった価値観が広まっていった。今はその延長か。


ただ、人間は雀や金太郎飴ではなく、それぞれがそれなりの個性がある「考える葦」であり、能力差も大きい。


IQ(知能指数)は平均値を100として、IQ=90〜110は普通、90以下は知的発達が遅れている、110以上は知的発達が進んでいると解釈するのが一般的とか。85~115の間に68%が収まる一方で、115~130は高い、130以上はとても高いとされるが、「高い系」は5%ほどのようだ。東大生の多くは「高い系」だが、官庁には「民間では使い物にならないだろうなあ(変な奴)」という東大出が珍しくないから、高ければいいというわけではなさそうだ。


能力があり、根性があり、チャンス(機会)があれば上流階級、セレブになれる、尊敬される、豪邸、別荘、美人の嫁さん、美酒美食、この世の天国・・・というのは「アメリカンドリーム」だ、が、今は過去形になりつつあるようだ。


一般論だが、米国の実業界で出世するには「大卒」が最低条件だろう。親がそこそこのエリート、高収入でないといい大学(授業料も高い)へは入れない。平均以下の貧しい家庭の子は諦めざるを得ない、が、優秀なら支援制度や入学、就職における優遇制度も用意されている。(逆差別という批判もある。その実態は後日報告したい)


小生は知らなかったが、米国には「ギフテッド教育、gifted education」という英才教育がある。神から授かった生来の能力は千差万別である、優れた能力を期待できる子には、その才を活かせるように教育する、それは国益になるというものだ(恒吉僚子「人間形成の日米比較」)。


どういう子が「ギフテッド」の対象になるか。「知的、創造的、芸術的領域、あるいはリーダーシップの能力や特定の勉強分野などにおいて優れた潜在的能力を示し、このような素質を最高の次元にまで発達させるためには、一般に学校が準備していないサービスや活動を必要とする」者だ。学力テストでは「成績優秀な児童しか見つからないし、問題児が混じる」から不適当で、IQ、教師の評価、推薦、成績、インタビューなどが重視されるという。


学力的にはトップの数パーセント、IQ141以上、まるでエジソンとかビル・ゲイツのような世界を変えるほどの発明家、人材を育成したいのだろう。


人間には能力差や個性があり、優れた人、デキル人はやがて上流階級になり、子々孫々、恵まれた生活になる。優れた能力がない人は並の中流か、それ以下で、子々孫々、上流にはなれない。是非はともかく、それは自然だろう。格差が大きくなって階級対立が深刻化しないように税制や福祉、喜捨の制度はあるものの、下層から上層へ這い上がるには相当な努力が必要で、恐らく3代、4代はかかるのではないか。


小生は「才能とは努力する能力」だと思っている。ところが「努力なんて御免だ、俺は面白可笑しく楽しく暮らしたいんだ、説教なんてうんざり、高校中退、学歴もない、手に職もない俺が努力したってどうせ日給月給の日雇いよ、ほっといてくれ」という若者は少なくないのではないか(小生が仲良しだった従兄のケンちゃんちょっと嫌なことがあると我慢ができずに職を転々、最後は自殺した)。それほど極端でなくても、自分を磨く、切磋琢磨する、商品価値を高める、一流を目指そうという気概がなければとても“出世”はできない。


下層民は負のスパイラルからなかなか抜け出せない、それは自己責任でもあるが、例えば“お受験階級”といった身分制度のような社会的な壁もあり、その壁が突破し難くなると「諦念か、それとも改革・革命か」という選択になりやすい。社会不安は国家の安定を脅かすから、特に選挙を正当性の基盤とする国民国家の為政者は、民の圧倒的多数を占める中流・下層の人々にうける政策を進めざるを得ない。失敗すれば“微笑みの国”と自称していたタイでさえ求心力を失い、“ナンカナーの国”になってしまう。一歩間違えれば内乱だ。


ひもじい思いをしなくなっただけでそこそこ満足していた国民は、やがてこれも欲しい、あれも欲しい、金持ちはいい暮らしをしているのに私は惨めだ、私にもいい暮らしをする権利がある、大学へ行く権利がある、それなのにお金がないから希望を実現できない、そんな暮らしにはもう耐えられない・・・政治だ、政治が悪いからだ、今度の選挙では野党を支持しよう・・・


結局、福祉を手厚くしたりする大衆迎合的なバラマキ政治になり、創意工夫、勤勉努力といった国民精神が弱り、ご先祖様の建国理念、原点である「富国強兵、自尊自立、凛とした国家」といった精神は薄れていくばかりだ。


国家の弱体化、国民同胞の結束力の後退、歴史文化の否定・・・共産主義者は「自由平等、機会均等、地主や資本家のいない、搾取のない、飢餓もない、誰もが夢を実現できる世界、理想郷を築こう」と甘言を弄し既存秩序を否定するが、現実は「党員のための党員による党員の独裁国家」を目指しており、やがて党員は永久貴族に、人民は永久奴隷になるのだ。それに国民が気付いたところで、too late、 苦情を言えば殺されるだけ・・・


そういうことを日米はじめ諸国の国民は知らないし、日々の衣食住&娯楽が大事だから興味もないだろう。政治家、国民ともに劣化、これを如何せん・・・カナリヤのような言論人が「狼だ、狼が来る、みんな気を付けて!」と警告し続けるしかない。寄せては返す波の如く、くさらず、しこしこ、やがては戦狼包囲の長城完成を信じて・・・世界史の大転換をこの目で見たいものである。
目安箱:ishiifam@minos.ocn.ne.jp





















雀庵の「中共崩壊へのシナリオ(139」

2021-01-19 20:56:51 | 日記
雀庵の「中共崩壊へのシナリオ(139」
“シーチン”修一 2.0


【Anne G. of Red Gables/236(2021/1/19/火】「そうだ、ヴェノナ文書を見よう!」、天の啓示を受けたわけではないが、急に「我が怪しい脳みそ」は電波を受信するのである。


電波と言えば、我が家の地上波が曖昧になってカミサンが酸欠の金魚みたいに死にそうになった。“痴情派”の小生はちっともケアされずに放置されてしまったが、地上波は“女の命”、「街の電器屋さん」に修理してもらった。


来てくれたのは小生と似たような中老のご主人と、175cm ほどの大柄な娘さん。彼女は頭蓋骨(頭部)を完璧に武装(保護)しており、表情(顔面)は全く見えない、まるでバットマン。すごい勢いで作業に取り掛かり、小生が全く知らなかった天井裏の分波(配電波)盤を探り当てて、我が部屋に放置されていたブースターをとりつけ、見事に作業を完了した。


「あー、カッコイー!」、宝塚の男役を讃美するようにカミサンは大感激、目が潤んでいる。小生も「こんなのがいたら随分いいだろうなあ、頼りがいがある、犯してくれないかなあ」なんてワケの分からないことを思いながらウットリ。デキル奴は求心力が全然違う、重厚長大、存在感、オーラがある・・・


古人曰く「デキル女は男が10人でかかっても勝てない」。優れた女王、女帝はいるし、怪しいドイツ男を手懐けた21世紀の「ドイツの母=わが祖国」みたいな女帝メルケルの後継候補者、男3人を見ると、いずれも求心力はどうも怪しい。川口マーン惠美氏の「住んでみたドイツ 8勝2敗で日本の勝ち」から。


<ドイツ人にとって有給休暇は純粋な休暇である。メインの休暇は3週間まとめて取り、旅行に出る人が多いが、リフレッシュして職場に戻れるかどうかは怪しいところだ。日焼けはしているが、中身はくたびれているという人も少なくない。


ゆったりと休暇を満喫しているように見えるドイツ人だが、一方で「燃え尽き症候群」が社会問題になりつつある。ドイツのメディアは「休暇中でもケータイやパソコンを持ち歩き、会社のためにスタンバイしなければならなくなったストレスのためだ」と分析しているが、私はそうは思わない。


人々がケータイやパソコンを携行しているのは、会社のためではなく、仲間のネットワークから離れないため、あるいは休暇中の自分の写真を即時フェイスブックにアップするためだ。


ドイツ人の休暇は最近、やけに過激だ。聞いているだけで疲れる。冒険や挑戦など、日常生活から完全に逸脱したプログラムも多い。私の友人でも、キリマンジャロに登頂した人、10日もかかってエベレスト山腹のトレッキングをした人、あるいは南極大陸に行った人までいる。皆、中年なのにご苦労様な話だ。


これほど刺激的な休暇を過ごせば、疲れるだけでなく、その反動で日常生活がつまらなく思えてきても不思議ではない。ここまでハードでなくても3週間の休暇中、まるまる3週間旅行して、混雑した空港で揉まれて戻ってきた人は、休暇の後、たいていくたびれ果てている。


休暇がリラックスにもリフレッシュにもならない。どんなに休暇日数が増えても、ドイツ人はやはりストレスに悩まされる。今さら休暇を減らすことは不可能だろうが・・・


アンケートによると、ドイツで働いている人の3分の1が、同じ時間内にこなさなければいけない仕事がどんどん増えていると感じている。確かにそれはあるだろう。ドイツ人の労働時間は短く、しかも賃金は高い。おまけに社会保障費も高く、雇用者が半分、労災保険は全額を負担しなければいけないから、雇用者側は当然、従業員をできるだけ増やさずに労働効率を上げようとする。つまり、同じ時間内にこなさなければいけない仕事がだんだん増えていっても不思議ではないのだ。


ただ、私の見るところ、ドイツ人は自分で自分の首を絞めているようなところも多い。大体働いている人が自分の労働時間をあまりにもシビアに見張り過ぎている。週38時間の雇用契約を結んでいる人は、それを一分でも超えると損をしたと思い、とても腹を立ててしまうのだ。


だから、何が何でも時間内に仕事をこなそうと皆が常に焦っていて、勤務中は極端に不機嫌だ。就業の10分前にかかってきた電話には絶対出ない。すでに仕事を終えた人は、就業時間と同時に飛び出せるようにウォーミングアップをしているし、まだ終えていない人は、後の10分で終わらせようと死にもの狂いだ。


これは店でも同じである。閉店間際に店に入ると、店員が「なんで今頃来たんだ」と言わんばかりに、あからさまに嫌そうな顔をする。こんな働き方では、自分でストレスを育てているようなものだ>


マルクスの母国だから「労働=資本家による搾取」という教えが残っているのか・・・ドイツ人は極端にブレやすいようだ。昨日マルクス、今日ナチス、明日はリベラル、明後日ボーゼンとかなりかねない。振出しに戻ったりして・・・


日本人の労働観というか仕事観ともずいぶん違う。ドイツ製薬会社日本支社長のドイツ人にインタビューし、「これからの目標は?」と聞いたら、「うーん、やることはやったから・・・」と困惑していたことを思い出した。後で秘書に聞いたら「功成り名を遂げて、暇つぶしで支社長を引き受けた方ですから」とのこと。「働けるうちは社会に貢献したい」といった天職的仕事観は、もしかしたら日本独特かもしれない。


マルクス VS 福翁・・・仕事観を含めてずいぶん違うのだろう。清く正しく美しく、清貧を厭わずなんていう人生観は日本でも減るばかりなのだろうか。国家観、戦争観というのもずいぶん変わったろうが、危急存亡の秋となればまた変わるのか。


「ヴェノナ文書」を借りに図書館へ行ったら3人待ちだった。以前、同書はひっそりと書架に置かれていたが、世界の転換期を予測して「諜報戦」に関心を寄せる人が増えているのかもしれない。ネットによると――


<「ヴェノナ 解読されたソ連の暗号とスパイ活動」ジョン・アール・ヘインズ、ハーヴェイ・クレア著、中西輝政監修(扶桑社)


第二次世界大戦から朝鮮戦争、そして冷戦。現在へと続く戦後の歴史は「アメリカ覇権の歴史」でもある。その米国が今、「ある文書」によって自国の戦中・戦後史の見直しを強いられていることをご存じだろうか。そして、この歴史の見直しは日本にも暗い影を落とすものかもしれない。


■ソ連の暗号解読が引き当てたとんでもない事実:同書は、米国が1995年に公開するまでひた隠しにしてきた「ヴェノナ文書」を軸に、戦中・戦後の米国の政策決定が「スパイ」によってゆがめられていた可能性を指摘する。


話は1943年、第二次世界大戦中にさかのぼる。米国陸軍情報部の「特別局」の情報官がこんな噂を聞きつけた。「独ソが英米を出し抜いて単独和平交渉を行っている」


この和平が成立すれば、独ソ両国は結託して戦争資源を米英に集中してくる可能性がある。この噂は当時の米軍にとって極めてデリケートな情報だった。


真偽を確認するために、米国は在米ソビエト外交官がソ連本国と交わしている秘密通信の解読プロジェクトを立ち上げ、そのプロジェクトを「ヴェノナ作戦」と名づけた。


「論理的に解読不能」とされる複雑な暗号システムに挑む困難なプロジェクトだったが、米国の情報分析官たちの奮闘によって、米国はついに暗号を部分的にではあるが解読することに成功。通信の内容は「独ソの和平交渉」を示してはいなかった。


しかし、これでひと安心、とはいかなかった。その代わりにもっととんでもない事実が明らかになったのである。


■なぜこんなに早く? ソ連の原爆保持の謎:第二次世界大戦終戦当時、核戦力を持っていたのは世界の中で米国だけだった。そして、そのまま米国のみが核を持っている状態であれば、今の世界秩序は全く違ったものになっていたはずだ。終戦後長くつづいた米ソの冷戦は、両国ともに核という「最終兵器」を持っていたからこそ起こり、維持されたものだからだ。


ソ連がはじめて核実験を成功させたのは米国に遅れること4年、1949年のことだった。たった4年である。不自然ではないだろうか。核物質の精製技術や兵器化の技術というのは、当時のソ連の技術水準からしてそれほどの短期間にものにすることができるものだったのか。


「ヴェノナ作戦」がソ連の暗号通信を徐々に解読できるようになったのは1946年。すでに戦争は終わり、「独ソの平和交渉」の証拠をつかむという当初の目的はすでに無意味になっていた。


しかし、最初にまとまった文章として解読された通信内容が示していたのは驚くべき事実だった。ソ連は米国最大の秘密計画だった原爆プロジェクトに深く浸透していたのだ。


ソ連は主にアメリカ共産党員をエージェントとしてリクルートし、国内に大規模なスパイネットワークを作り上げていた。それは米国の国家中枢にまでおよび、軍事と外交に関わるほとんどすべての主要官公庁の内部に多数のスパイを獲得していた。米国の原爆開発プロジェクト「マンハッタン計画」の内部でも、クラウス・フックスとセオドア・ホールの二人の物理学者、そして技術者のデイヴィッド・グリーングラスらが、ソ連に多くの技術情報を渡していたとされる。


ソ連がわずかな期間できわめて安価に核開発を成功させることができたのは、米国のスパイからもたらされる情報によるところが大きかった。このスパイネットワークを通じて、米国の原爆プロジェクトはソ連に筒抜けだったのである。


話は原爆だけにとどまらない。後の捜査でわかったことだが、スパイの中にはイギリスのウィンストン・チャーチルやルーズベルトと個人的に会うことができるほど高位にあった者もいれば、軍の高官もいた。外交官もいた。


そして厄介なことに、「ヴェノナ作戦」によるソ連通信の解読文に出てきた、ソ連に協力する米国人の数は349名。しかし大部分はコードネームを使って活動しており、本名を特定できたのは半数以下だったという。残りの半数以上は摘発されることなくスパイ行為を続け、国家の中枢で米国の利益を損ねる行動を繰り返しているのかもしれなかった。


当時の米国は、身内に裏切り者がいるのは確かだがそれが誰かわからない状態でソ連と外交交渉をしなければならないという、非常に困難な状況に追い込まれていたのだ。


「ヴェノナ 解読されたソ連の暗号とスパイ活動」はソ連のスパイネットワークがどのように形成され、スパイたちはどのように活動し、それがどう米国の政策決定に影響していたか、そして米国はなぜ「ヴェノナ文書」をひた隠しにしてきたのかを、当時の歴史背景を交えながら解説していく。


「スパイ」「ソ連」と聞くとなにやら陰謀論めいた話に聞こえるが、「ヴェノナ文書」の存在も、それが長く封印されていたことも事実である。原爆の製造情報をソ連に渡した容疑で逮捕され、のちに死刑となったジュリアスとエセルのローゼンバーグ夫妻には40年以上も冤罪疑惑がつきまとっていたが、この文書の公開によって実際にスパイであったことが証明されている。


学校で教わったり本で読んだ戦後史の裏側にあるもう一つの物語。本書は、誰にとってもスリリングな読書経験となるはずだ>


昔ソ連、今中共。世界制覇を狙う中共の確信犯的スパイ、エージェント、無自覚なまま手先になっている人々は世界中にうようよしている。中共による世界秩序のガラガラポンに多くの識者が警戒するようになったとは言え、まだまだ緒に付いたばかり。それどころかチャンスとばかりに中共に恩を売ってたっぷり見返りを得ようという銭ゲバも増えるだろう。私利私欲のために嘘をつく、不都合な真実を隠蔽する、同胞を売る、仲間を裏切るのはリベラル≒アカの常套手段だ。


炭鉱のカナリアの如く、危険を真っ先に感知して警報を鳴らしたい、奮起を促したいと思うのだが・・・遅れてきた老人だで、大したことはできまいが、「虚仮の一念、岩をも通す」、中共崩壊を目指す包囲戦を促していきたいものだ。
目安箱:ishiifam@minos.ocn.ne.jp



雀庵の「中共崩壊へのシナリオ(138」

2021-01-18 16:53:07 | 日記
雀庵の「中共崩壊へのシナリオ(138」
“シーチン”修一 2.0


【Anne G. of Red Gables/235(2021/1/18/月】夏彦翁曰く「みんな正義が大好きだ、正義はやがて国を亡ぼす」。小生はそれを真似て「我にも正義、彼にも正義、この世は正義と正義のぶつかり合い」と心得ている。


平岡昇著「平等に憑かれた人々」、このタイトルは秀逸だ。副題は「バブーフとその仲間たち」。小生は2回読んだが“岩波用語”のためもあってチンプンカンプン、以下のWIKIを読んで何となく分かった。


<フランソワ・ノエル・バブーフ(1760年11月 – 1797年5月)は、フランスの革命家、思想家。平等社会の実現を目指して私有財産制を否定し“バブーフの陰謀”を企てたが、失敗して刑死した。「共産主義」や「独裁」という用語を現代の意味で初めて使用した一人であり、「革命は少数の革命家による権力奪取と革命独裁によってのみ実現可能」と主張して後の共産主義思想に大きな影響を与え、「共産主義の先駆」とも呼ばれる・・・


バブーフが企図した政府転覆計画は、歴史学者の多くはさほど重要視していない。これとは対照的に、共産主義者らはバブーフを高く評価した。“共産主義”と和訳される欧語はいずれもラテン語の“communis”に由来しているが、この言葉に“完全な平等”という意味を込め、現在使われるような意味での「共産主義」の語を確定した人物こそがバブーフであり、1793年にはバブーフ自身が「平等クラブ」を「コミュニストのクラブ」と言い換えている。


バブーフは「平等」を第一の原理とし、バブーフ主義を完全平等主義と呼び、さらにそれを共産主義と言い換える例が1840年代以降、諸文献に見られるようになった。このため、私有財産を否定した彼の思想は、後の共産主義者たちにより「共産主義の先駆」と位置付けられることとなる。


彼の思想は、機械文明への肯定的評価を含んでいる点において、18世紀以前の共産主義的思想に比して進展が見られるが、生産面より分配面の共産化を重視し、富の不平等を解消するための処方箋を農地均分に求めた点で、マルクスが言うところの「初期社会主義」の範疇に属するといえる。


また、前衛分子による武装決起及び階級独裁の観念を樹立した点において、後世のブランキ、更にはレーニン、トロツキーの革命思想の先駆である>


元祖共産主義者! 時代が時代なら彼は「神」になっていたろう。共産主義者の恐ろしさ・・・自分の主義思想に沿った共産主義社会を創るためなら嘘も陰謀も暴力もすべて許される、結果良ければすべてオーライ、これが彼らのキモである。


同志諸君、米国は今、「バブーフの陰謀」によりWelcome to United State of Communism America! になりつつある。リベラル≒共産主義者を警戒せよ、反撃せよ、包囲せよ、殲滅せよ、米国の自由民主人権法治を死守せよ!


こんなことを思うのは少数派だろうなあと思っていたら、米国のトランピスト≒共和党派は「民主党勢力による米国赤化」を随分恐れているようである。それには元FBI捜査官のクレーオン・スカウセンが書いた「裸の共産主義者」(The Naked Communist)に、1958年にアメリカ共産党が掲げていた45の目標(米国を内部から破壊する緻密な計画)が書かれていたことも与っているだろう。


1963年1月、フロリダ州議会議員のアルバート S. ハーロング Jr. は、多分埋もれていたであろうこの書を議会で読み上げ、“リベラル・エリート”の思考と戦略に警鐘を鳴らしたことで今日でも反共のバイブルになっているようだ。以下、拙訳。[ ]内には小生の解釈も含む。


1)米国は、核戦争を避ける唯一の手段としてソ連など共産圏と共存すべきである。


2)米国は、核戦争を実行するよりも共産主義の「封じ込め」を選択するだろう。 [注:国務省の論者ジョージ・ケナンの「ゆるやかな封じ込め政策」に準じて、核戦争の恐怖を煽りつつ、暗黙のうちに共産主義国と妥協して「熱戦を避ける」という「競争的共存=冷戦政策」に基づく考え。


ところがレーガン大統領は、共産主義と戦っていた世界の自由陣営を支援することによって「悪の帝国」に対して否定的な立場をとり、それまでの「競争的共存」政策を取り消した。その結果、ソ連とその衛星国に予想外の後退をもたらした]


3)米国による軍縮は「道徳的強さ」であるという幻想を煽る。 [注:核競争凍結の支持者は、米国の核開発の凍結のみを支持し、ソ連などの核兵器開発に言及することはほとんどなかった。彼らは、米国の軍事力減退を求めており、米国が世界で軍事的優位性を保持することを不道徳であると主張している]


4)貿易相手が共産主義国かどうか、貿易物品が軍事転用できるかどうかに関係なく、すべての国の間で自由貿易を許可する。 [注:今日、キューバやイラクに対する禁輸措置について苦情を唱える人々は、イラク国民の苦しみの原因はサダム・フセインではなく米国だと主張する。時代が時代なら彼らはヒトラーと彼の国家社会主義政権との自由貿易を提唱しただろう]


5)ロシアと旧ソ連衛星国に長期融資を提供する。


6)共産主義の支配に関係なく、すべての国に米国の支援を提供する。 [注:「共産主義黒書」によると、数十年にわたるそのような支援は世界中で1億人を超える人々の粛清に大きく寄与した。支援がなければ、共産主義諸国はもっと早く自らの腐敗で自滅し、数百万人が貧困、悲惨、飢餓、死から救われたであろう。この支援は米国史の恥部である]


7)レッドチャイナ(中共)の承認と国連への加盟を認める。[注:カーター大統領はこの目標を達成したが、(彼の融和策は)ニカラグア、エルサルバドル、イラン、アフガニスタン、アンゴラなどとの外交では失敗した]


8)1955年にフルシチョフは国連監督下の自由選挙によって東西ドイツ問題を解決すると約束したにもかかわらず、東ドイツと西ドイツを分断した。


9)軍縮交渉が進行中は米国は核実験を一時停止することに同意しているため、核実験を禁止するための会議を延長させる。


10)すべてのソ連衛星国に国連での個別の代表を許可している。


11)人類の唯一の希望として国連を推奨する。国連憲章が書き直される場合、世界政府の独自の軍隊設立を要求する。 [注:最終的な1つの世界政府を夢見て、最初の事務総長であるアルジャー・ヒスなどの共産主義者によって設立された国連を、世界政府を実現する手段として見ている。世界政府はヒトラーとスターリンの夢であり、オサマ・ビンラディンと9.11ハイジャック犯の夢でもあった]


12)共産党を非合法化しようとする試みに抵抗している。 [注:政党の非合法化は米国の自由の概念に反するが、共産主義者が進めるのは「議会と政府の憲法上の義務、能力の弱体化」、米国そのものの破壊である]


13)国家国民への忠誠の誓いを廃止する。 [注:米国の納税者によって支えられている議員が忠誠の誓いを立てることを政府が期待することは完全に適切である]


14)ロシアに米国特許庁へのアクセスを引き続き許可(優遇)する。


15)米国の一方または両方の政党を乗っ取る。[注:保守系団体の理事長ピーター・シュワイツァーは著書「レーガンの戦争」で、共産主義者とその共感者が民主党に浸透した驚くべき策略を書いている。「ブッシュの還付金」「秘密の帝国」「腐敗のプロファイル」などリベラルを攻撃する著作も多く、2020年にはジョー・バイデンとその息子によるウクライナでの疑惑や中国との関係を取り上げた「龍に乗って」(Riding the dragon)を上梓した]


16)裁判所の判決を使用して公民権侵害を主張し、基本的なアメリカの制度を弱体化させる。 [注:この戦略は社会主義者や共産主義者によるアメリカ自由人権協会の設立にまで遡る]


17)学校を管理し、社会主義と共産主義プロパガンダの伝達、教師協会の管理を進める。18)すべての学生新聞の管理を進める。19)学生による教育プログラムや組織に対する公の抗議を扇動する。


20)報道機関に潜入し、書評の割り当て、社説の執筆、政策立案を管理する。21)ラジオ、テレビ、映画による重要なメッセージをコントロールする。


22)あらゆる形態の芸術的表現を低下させることにより、アメリカ文化の信用を傷つけ続ける。公園や建物からすべての優れた作品を排除し、形のない、ぎこちない、意味のないものに置き換える。23)美術評論家や美術館の館長を管理する。 醜く、反発的で、無意味な芸術を促進する。


24)猥褻を支配するすべての法律を「検閲」と呼び、言論の自由と報道の自由に違反するものとし、検閲を排除する。25)本、雑誌、映画、ラジオ、テレビでポルノや猥褻を流布することにより、道徳の文化的基準を打ち破る。[注:それらの手段を使用して文化を堕落させ、抵抗する個人の意志を弱める。メディアを使った国民の暗愚化、総白痴化]


26)同性愛、乱交を「正常、自然、健康」として提示する。 [注:今日、公道徳を擁護する勇気をまだ持っている少数の人々は非難され、悪質な攻撃を受けている。ほとんどの米国人は、この議題の背後にある動機について完全に無意識だ]


27)教会に潜入し、聖書の信用を失墜させ、「社会的」宗教に置き換える。「宗教的な松葉杖」を必要としない知的成熟の必要性を強調する。 [注:これは主に、全米教会協議会、ユダヤ教、カトリック神学校への共産主義の浸透によって達成された] 28)「政教分離」の原則に違反しているという理由で、学校での祈りや宗教的表現を排除する。


29)米国憲法は、不十分で、古風で、現代のニーズと合わない、世界規模での国家間の協力の妨げであると主張し、信用を傷つける。


30)米国建国の父たちの信用を傷つける。彼らを「庶民を蔑ろにする利己的な貴族」として紹介する。31)あらゆる形態のアメリカ文化を軽視し、「それは全体像のほんの一部にすぎない」とし、米国の歴史教育を阻む。歴史は共産主義者が引き継いだので、ロシア史を強調する。 [注:アメリカの自由の原則、私的所有権の破壊は、今も昔も共産主義者の主要な目標だ]


32)教育、社会的機関、福祉など、あらゆる部分を一元的に管理するため社会主義運動を支援する。


33)共産主義の運用を妨げるすべての法律や手続きを排除する。34)下院「非米活動委員会」を廃止する。35) FBIの信用を失墜させ、最終的には解体する。36)より多くの組合に潜入し、支配権を獲得する。37)大企業に浸透し、支配権を獲得する。


38)逮捕権の一部を警察から社会的機関に移す。すべての行動上の問題を精神障害として扱う。精神科医以外には診断、治療をさせない。 [注:ソ連はかつて「社会的不適合」や政治的に不正確と見なされた者を、グラグと呼ばれる大規模な「精神病院」に送っていた。それらを中共は「労働改造所」、ヒトラーは「強制収容所」と呼んだ]


39)精神医学の専門家を支配し、共産主義の目標に反対する人々を強制的に支配する手段として精神保健法を使用する。 [注:精神医学は、共産主義の「自己批判と従順さの促進」というテーマの道具になっている]


40)家族制度の信用信頼を傷つける。乱交と簡便な離婚を奨励する。 [注:完了した。ソブリン家族(父権、親権による権威主義的な家庭統治)は共産主義にとって最も強力な障害である]


41)親の悪影響から離して子供を育てる必要性を強調する。親の抑圧的な影響に起因する偏見、精神的障害、成長の遅滞から子供を守る。


42)暴力と暴動は、アメリカの伝統の正当な側面であるという印象を与える。学生らは立ち上がって経済的、政治的、社会的問題を解決するために「団結した力」を発揮すべきだと奨励する。


43)すべての植民地政府を転覆させるために、先住民の自治を促進する。44)パナマ運河を国際化する。


45)コナリー留保(米国が国連憲章批准の際に、国際裁判所は米国の国内問題に関与できない、と修正させた)を改めて、国内問題について国際裁判所に管轄権を与える。(以上)


「裸の共産主義者」・・・アカは「この世の天国を唱えて、この世を地獄にする」と知って小生は中核派から離れたが、中核派幹部から「お前は腐敗している」と蛇蝎の如くに非難された時は結構悲しかったなあ。今なら「何言ってやがる、テメエこそ井の中の蛙じゃねえか、『前進』(機関紙)ばっか読んでねえで、他の本でも読んだらどうだ、外を見ろ、外を!」と罵倒するのだが・・・


数年後にかつての同志がカンパを求めてきた際に「足を洗ったらどうだ」と言うと、「前科が多過ぎて・・・もう堅気には戻れない」と寂しげだった。「青春は悲惨である。鋭い感受性と強烈な自我ゆえに、青春は概ね悲惨を免れ得ない」(福本純「自殺論もしくは反抗論」 )。カネない、彼女いない、先が見えない、まったく「♪青春時代の真ん中は、いつもトゲ刺すことばかり」、二度と御免だ。


アカは群からなかなか離脱できない、組織の中でしか生きられないようになっており、異議を申し立てたら「腐敗分子、裏切者、人民の敵、走資派」として除名、追放、処刑される。自浄機能がないのだ。


中共との戦いにおいては、対ソ連のように西側の包囲網でじわじわと食糧から資源までナイナイヅクシにして自然死させるしかないのではないか。共産党員は人民からの報復を恐れるから党、国家の崩壊を絶対に阻止するという説もあるが、将兵だって腹ペコでは動けやしない。ソ連末期では内乱がなかったから中共でも静かな臨終になるといい。世界は日の入りを待っている。
目安箱:ishiifam@minos.ocn.ne.jp


雀庵の「中共崩壊へのシナリオ(137」

2021-01-16 20:08:29 | 日記
雀庵の「中共崩壊へのシナリオ(137」
“シーチン”修一 2.0


【Anne G. of Red Gables/234(2021/1/15/金】今朝は曇りで日差しが弱い。積極的な気分になれない。いささかブルーになる。なぜか。


「だって人間は太陽の子だぜ、お母さんがいないと寂しいじゃん」と小生は思うのだが、理系の人はこう解説している。


<日光が人間に与える良い影響としては主に以下のようなものが挙げられます。
1)ビタミンDを生成する、2)生体リズムを調整する、3)殺菌作用がある、4)新陳代謝を促進する
「ビタミンD」は人間にとって非常に重要な栄養素で、カルシウムの吸収を促進する、骨の成長を促進する、血中のカルシウム濃度を調節する。人間の皮膚には「ビタミンD3」という物質があって、日光の紫外線を浴びるとこれが「ビタミンD」に変化します。


ですから日光を毎日きちんと浴びている人ではビタミンD不足になることはありません。(ただしビタミンDは推奨される1日の最低摂取量がある一方で、上限となる摂取量もあり過剰摂取は「高カルシウム血症」などの疾患を引き起こす可能性があります)


人間の生活リズムのサイクルは「約25時間」。これを「概日リズム」といい、脳にある神経核が体内時計のリズムを発信しています。(地球の24時間回転と)概日リズムのずれを調整してくれるのが日光です。人間は日光を浴びることで、「あ、朝だ、起きなければ」と概日リズムにあるズレを日々修正し、適応しているのです。


たとえば曇天の日、朝から大雨の日など、日光が十分浴びられないときに「どうも気持ちがアガらない」なんてことがありませんか? 日光量の不足であなたの意識が十分に覚醒していないこともあり得るのです。


日光の量が人間の気分に与える影響は昔から多くの研究があります。日光の照射量の減る冬季に、気分が抑うつ状態になる「冬季うつ」という言葉もあるぐらいです。冬になって日照時間が短くなると、睡眠時間が長くなり、食欲が増え、気分が低下する、といった症状が現れるのです。


日光の照射量がどのようにして人間の気分を左右するのか、まだ明確には分かっていませんが、「セロトニン」という「脳内神経伝達物質」が関係しているといわれます。セロトニンは脳幹にあるセロトニン神経という神経細胞が分泌しています。


朝になり、日光を浴びることによってセロトニンの分泌が盛んになります。セロトニンが情報伝達を担うセロトニン神経は、大脳の前頭前野部分とも強く結びついています。


そのためセロトニンの分泌量が減ると、前頭前野の機能が低下することが考えられます。具体的には、思考、認知、創造、計画、行動、社会性といった人間の、まさに人間らしい活動の大部分が低下してしまいます。逆にいえば、日光が当たり、セロトニンが作られ、分泌量が多くなることは、人間の精神活動を活発にすることなのです。


逆に、太陽が沈んで日光の照射量がなくなると、セロトニンを基にして「メラトニン」という物質が作られ、分泌されるようになります。メラトニンは、セロトニンを原料にしているのですが、脈拍・体温・血圧を低下させることが分かっています。これらの低下が起こると、人間は活動性が低下し、眠りにつくのです。


つまり、セロトニンが人間らしい「精神活動を活発にする」のと真逆に、メラトニンは人間を「安静に休ませる」ためのものなのです。また、メラトニンの産生・分泌の量や時期を調節することで、体内時計の機能、概日リズムが調整されることも分かっています。


このように日光は、人間の脳内にセロトニン・メラトニンという物質の産生・分泌という現象を起こし、それによって人間の起きる・休むという生活リズムを作っているだけでなく、それどころか気分の変化もコントロールしているのです。


日光には新陳代謝を促す力もあります。日光の赤外線は体の深部までも温め、血行を良くする効果があり、日光の紫外線には殺菌作用があります。紫外線を浴びすぎると皮膚がんのリスクを高めるといわれますが、「日光に皮膚をさらすと、血圧を下げ、心臓発作や脳卒中のリスクを減らすのに役立つ。その血圧低下のメリットは、皮膚がんを発症するリスクをはるかに上回る」という研究もあります。


特にアメリカでは皮膚がんを誘発するとして、日光に当たることを避ける人が増加しているようです。しかし、日光に当たることのメリットも確かにあります。人間は日光を浴びて進化し、日光を浴びる環境に適応してきたわけなのですから>(皮膚科医・小澤佑美氏監修)


米国人は概ね以下の傾向があるのではないか。


日光浴を嫌う人が増えている→ ビタミンD不足→ 運動・思考力劣化→ ジャンクフード嗜好→ 肥満→ 医療費の負担が高いから適切な治療を受けられない→ 不健康でパワーが出ない→ 以上を繰り返す。


米国人は日焼けを意図的に避けないでも、移動手段が歩行や自転車ではなく、車社会なので、日射しをたっぷり浴びる機会が少ないのかもしれない。日本の子供は徒歩で通学し、校庭で遊んで日射しを浴びるが、米国では誘拐を恐れてほとんど車による通学だし、寸暇を惜しむように校庭で遊びまくるという習慣があるのかどうか・・・


蒲原聖可・健康科学大学客員教授「新型コロナウイルス ビタミンDによるCOVID-19対策」から。


<新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の予防法は「ウイルスへの接触機会を減らす」「 私たちの身体の抵抗力を高める」の2つです。前者については、新型コロナウイルスとの共存を想定した「新しい生活様式」が示されています。一方、後者での対策は、ウイルスの宿主となる人の側で、ウイルス感染に対する抵抗力を高めることです。具体的には、適切な食事・運動・睡眠であり、特に、機能性食品成分が注目されています。


例えば、ビタミンやミネラルといった必須栄養素は、身体の免疫能の維持に、文字通り必須です。特にビタミンDは、免疫賦活作用や抗ウイルス作用、抗炎症作用を有しており、COVID-19の感染予防および重症化予防の働きが期待されています。


すでにCOVID-19の罹患率や死亡率、重症度と、ビタミンDとの関係が報告されており、高リスク群とされる人は、基礎疾患を有する人や高齢者です。高リスク群に共通して、顕著に不足しているビタミンは、ビタミンDです>


日射しを好む(日射しに恵まれた)日本人はビタミンDに恵まれ、日射しを避ける(日射し浴びる機会の少ない)米国人はビタミンDが不足がち、つまり中共コロナに罹りやすい――と言えるのかもしれない。


生まれ育ちが米国の教育社会学者・恒吉僚子著「人間形成の日米比較」によると、米国人はキリスト教的思想、思考が強いようで、原点は「アダムの堕落により我々は皆罪を犯した」、In Adam's fall, we sinned all、禁断の果実に手を伸ばす罪深い人間・・・だとか。


このために子供の教育は「堕落することなく、勤勉、倹約、忍耐などの徳を身につけなければならない」とされ、親は「子供の罪深い本性と果敢な戦いを繰り返し、悪行を罰し、強制し、厳しくしつけなくてはならない」と考えられた。「子供は純粋無垢、天からの授かりもの、預かりもの、いとおしむ様に大事に育てなさい」という日本人とは真逆だ。


ところが、米国では時代/流行によって子育ての基本方針が変わるのだ(政治も?)。「戦後アメリカの一時代における育児書のバイブル的存在となった『スポック博士の育児書』などは『子育てを楽しみましょう、子供の欲求を受け入れましょう』とピューリタン・カルバン主義的な(厳しい)子育てとは一線を画すようになった」。


今では米国の多くの育児専門家たちが当時のスポック以上に赤ん坊中心の寛容な行動を親に奨励しているが、体罰容認の守旧派は少なくないらしい。寛容派は「体罰は子供の人権侵害で、子供に自分の間違いを納得させるどころか、逆に怒りや敵意を抱かせてしまうから良くない」と反発している。結局、守旧派と寛容派に分かれており、「人権」を掲げた寛容派が優勢とか。


米国ではその「寛容」が様々な分野で国民分断の種になっているような気がするが、民主党≒アカモドキのポリティカルコレクトネス(私は正義病、PC)もその一つだろう。


例えば犯罪者は自己責任ではなく「社会が悪い」と言えば、自責の念に駆られることもないから、累犯者から脱出してまともな人生を送ろうという気もないのだろう。一事が万事で、嘘をついてもバレなければいい、バレたところで「フェイクだ、アカウントを凍結する」と言えばいい、米国はそういう「不道徳なイカサマ国家」へ堕しつつあるのではないか。


つまりだ、同志諸君、日本は最早、価値観が揺れ動く、魑魅魍魎の跋扈する、内乱前夜のような、怪しい米国のオンリーさんでは生きていけないよ、米国は当てにはできないよ、自立しないと亡国になるよ、ということである。中国軍事問題研究の泰斗・平松茂雄氏の「中国核戦略の標的は日本だ」から。


<2005年7月、中共国防大幹部・朱成虎少将は外国人記者団にこう語った。


「米国がミサイルや誘導兵器で中国の領土、中国軍の艦艇、戦闘機を攻撃するならば、中国は核兵器で反撃せざるを得ない。中国は西安以東のすべての都市ア破壊されることを覚悟しており、米国も当然、西海岸の100以上、200以上、さらにもっと多くの都市が中国によって破壊されることを覚悟しなければならない」


建国以来の数年間に、国共内戦、朝鮮戦争、インドシナ戦争で米国から何回も核恫喝、核威嚇された毛沢東は「目には目を、歯には歯を、核には核を」と核兵器開発を決断した。彼は、核兵器が単なる戦争手段ではなく、米国と対等に渡り合える手段であること、すなわち核兵器が大国として行動するために不可欠な政治兵器であることを明確に認識していた。


毛沢東は通常戦略の近代化よりも核兵器を保有することの重要性と緊急性を認識し、核兵器の開発・保有を最優先にして遂行した。最初から米国を対象とし、米国を威嚇し、米国に届く水爆弾頭と大陸間弾道ミサイルによる対米最小限核抑止力を保有する戦略目標を持って進められた。最小限核抑止力とは――


核兵器の制度と破壊力に優れた国(米ソ)が敵(中共)の報復力を先制攻撃する(対兵力戦略。しかしすべての核兵器を破壊するのは難しい)。劣勢側(中共)は相手の第一撃から生き残り、心理的効果を狙って相手国(米ソ)の住民を目標とする対都市攻撃戦略(第二撃)をとる(実際に反撃しなくても脅せば都市住民はパニックになるから抑止力にはなる。人質戦略)。これにより相手の先制攻撃を抑止できる。――これが最小限核抑止力である。


それ故に、劣勢側は相手国と同じ量と質の核兵器を保有する必要はなく、ある程度の水準の核兵器をそこそこ保有すれば、相手国と対等な立場に立つことができる。ただし、攻撃能力、偵察能力の発達により、第二撃は迅速に遂行できることが大前提となる。


先の朱成虎少将の発言は「第二撃を迅速に遂行できる」ことを示したものであった>


大清帝国(満洲族の王朝)→ 中華民国(孫文=孫中山らが辛亥革命を経て1912年樹立、現在の台湾)→ 中華人民共和国(中華民国・蒋介石を台湾に追放後1949年に毛沢東らが設立、その後粛清により中共一党独裁に)。


現在の支那の民は「漢族が95%」と言われるが、文字は漢字(中共製の簡体字)ではあるものの、地域によって発音が違うから「漢族」と一括りするには無理がある。


このために毛沢東は国民を中国人、中国人民、中国諸民族と表現したが、習近平らは清朝時代から登場した「中華民族」という言葉をよく使う。中共の定義では「漢族と55少数民族の総称」だそうだ。そこで蒙古族のチンギス・ハーンを「中華民族の英雄」と表現したりするのだが、一種の歴史の捏造。そのうち2Fの人も「中華民族の英雄」と呼ばれることになるか?


<2012年、習近平は総書記に選出された半月後、11月29日に中国国家博物館の「復興の道」展を視察した際に、以下の発言を行った。


「誰しも理想や追い求めるもの、そして自らの夢がある。現在みなが『中国の夢』について語っている。私は『中華民族の偉大な復興』の実現が、近代以降の中華民族の最も偉大な夢だと思う。この夢には数世代の中国人の宿願が凝集され、中華民族と中国人民全体の利益が具体的に現れており、中華民族一人ひとりが共通して待ち望んでいる」>(WIKI)


まったくの嘘か妄想。支那人の夢は蓄財畜妾美酒美食、プラス「ほっといてくれ」ではないか。


それにしても支那の近現代史を見れば、1840年のアヘン戦争以来、列強との敗戦に次ぐ敗戦、中共建国後も朝鮮戦争(1950)、金門砲戦(1958、継続中)、中印国境紛争(1962、継続中)、中ソ国境紛争(1969)、中越戦争(1979、継続中)・・・負けないまでも勝てない戦争、紛争ばかりやっている。


自信過剰、浅慮無謀、軽挙妄動、無知蒙昧・・・ちっとばかし成功すると卑屈の裏返しとして尊大、夜郎自大、居丈高、傲慢になるのは漢族の民族性か。世界は団結して「中国の悪夢」「中華民族の凄絶な最後」の実現に努めよう。
目安箱:ishiifam@minos.ocn.ne.jp