日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

スモールステップ。

2015-07-13 22:38:05 | 発達応援
 気温の差が大きいと体が疲れますね。
洗濯をしている間、眠気に襲われて風がすぅ~っと通る廊下に、
猫と一緒に横になると、そのまますぅーっと寝てしまいました。

 洗濯も終わったようで、いつの間にか静かになっていました。
ふと、時計に目をやると、ん?見間違い?
15時10分…。

 一日の半分が終わったなぁ~と、呆然とします。
猫も「起きた?」と言わんばかりに、伸びをします。

 今週、来週とワークショップが続きます。
よく寝た頭で、算数の安曇野プランのワークに向けて、
自分の手持ちの安曇野プランのテキストを読み直します。

 丁寧に読みながら、考えさせられることがたくさんありすぎて、
あちらこちらで立ち止まってしまいます。

 つまずきの多い子どもに何かを教えるときによくいわれる、スモールステップ。
安曇野プランの算数のやり方を見ていると、
自分がやっていたスモールステップが、飛躍し過ぎだったことに気がつかされます。

 たとえば、よくいわれる1対1対応。
簡単にいうと、人形やマスコットの数と同じだけのモノを配る、というやり方でよくやるものです。
イメージとしては、
    
     

こういう感じです。

 これを
1 平面のマスコットの上にリンゴを直接乗せてやる密着型のやり方
2 立体のマスコットの足元にリンゴなどを置く、視線型のやり方

まで行います。

 2のほうは、少し離れていても、
自分の頭の中で2つのものを見えない線で結んでおく力が必要です。

 そして、1から2へのスッテプに至るまでに、
間に10以上のステップを踏んでいくのです!

 こういう過程を経て、量を知り、まとまりがわかり、
まとまりをバラバラに見ることができて、
頭の中で数(かず)を操ることができるようになっていくのです。

 数についての経験として、
こういうことをひとつ、ひとつ丁寧に積み上げていくことで、
算数への道標となっていくのです。

 スモールステップとはどういうことか、
自分の中でもう一度考え、構築することが必要だなぁと考えるきっかけをくれた安曇野プラン。

 自己満足にならないスモールステップにしたいですね。



 
コメント
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