朝から火山灰が舞っていて、目が痛くなりながらの通勤。
灰でバイクがズルッと行かないように気をつけよーっと。
今の時期、支援員として中学校で仕事をしていたとき、
小学校から中学校の支援クラスに「見学」に来る子どもたちがいました。
その子たちは、小学校で支援クラスで学んでいた子たちもいましたが、
中学校では支援クラスのほうが良いのではないか、ということで、
小学校では普通のクラスで学んでいた子どもたちもいました。
私が仕事をしていた中学校では、学年が色々な子どもたちでしたが、
人数も少なく、普通に学習をしていた支援クラスでした。
ただ、得意、不得意の差が大きかったので、
同じ課題をやりながらも、聞く質問のレベルを変えるなど、
担任の先生は工夫されていました。
見学には入学する子どもさんと親御さんがいらっしゃっていて、
授業の様子を授業参観の形で見学されていました。
そして親御さんは、
「少人数だし、授業の進度もうちの子にあっている」といわれる場合が多かったですが、
子どもさんは、黙っていることが多かったように思います。
子どもさんが黙っている場合、大体は、
「自分は、ここじゃなくて、みんなと勉強したい」という感じの子が多く、
実際、その通りに、支援クラスに入級の子はいない場合が多かったと思います。
中学校に支援クラスがある、ということは、
そのクラスを担任する先生がひとり、必ず、必要になります。
ということは、支援クラスの担任の先生は、
ほぼ、支援クラスを受け持つことになるので、教科の担当者が場合によっては足りなくなります。
なので、支援クラスがある中学校は、
だいたい、支援クラス分の先生を+αで配置してもらえることになります。
これは規模の小さな学校では、「先生の人数が増える!」ということで
喜ばしいことになります。
「ひとり先生が増えるから、数学を分けて教えよう」などと、
まぁ、良い面もあるかもしれないですね。
でも、そのために学校の支援クラスは存在しているわけではもちろん、ありません。
ときどき、
「支援クラスに所属だけしてくれたら…」などという声を聞いたこともありましたが、
今もそんな声があるのか、どうだか、私にはわかりません。
子どもさんの就学について考える季節になってきました。
親御さんは、我が子の成長、学習の学びやすさなど、
そういうことを考えて、どうしようどうしようと悩まれていると思います。
療育の方や中学校の先生方ももちろん、そうでしょうけれど、
そうでない、よこしまな要因もあるかもしれないことは、
知っておいたほうが良いかもしれないですね。
一度、支援クラスに入ったが最後、六年生まで、中三まで、絶対に出られない。
一度出たら、どんなに状況が変わっても、支援クラスには戻れない。
そんなことあったら、現場は、どこ見て仕事してるのかな?と、
疑ったほうがいいかもしれないですね。
学校は、子どもの学びを一番に考える場所であって欲しいものです。
灰でバイクがズルッと行かないように気をつけよーっと。
今の時期、支援員として中学校で仕事をしていたとき、
小学校から中学校の支援クラスに「見学」に来る子どもたちがいました。
その子たちは、小学校で支援クラスで学んでいた子たちもいましたが、
中学校では支援クラスのほうが良いのではないか、ということで、
小学校では普通のクラスで学んでいた子どもたちもいました。
私が仕事をしていた中学校では、学年が色々な子どもたちでしたが、
人数も少なく、普通に学習をしていた支援クラスでした。
ただ、得意、不得意の差が大きかったので、
同じ課題をやりながらも、聞く質問のレベルを変えるなど、
担任の先生は工夫されていました。
見学には入学する子どもさんと親御さんがいらっしゃっていて、
授業の様子を授業参観の形で見学されていました。
そして親御さんは、
「少人数だし、授業の進度もうちの子にあっている」といわれる場合が多かったですが、
子どもさんは、黙っていることが多かったように思います。
子どもさんが黙っている場合、大体は、
「自分は、ここじゃなくて、みんなと勉強したい」という感じの子が多く、
実際、その通りに、支援クラスに入級の子はいない場合が多かったと思います。
中学校に支援クラスがある、ということは、
そのクラスを担任する先生がひとり、必ず、必要になります。
ということは、支援クラスの担任の先生は、
ほぼ、支援クラスを受け持つことになるので、教科の担当者が場合によっては足りなくなります。
なので、支援クラスがある中学校は、
だいたい、支援クラス分の先生を+αで配置してもらえることになります。
これは規模の小さな学校では、「先生の人数が増える!」ということで
喜ばしいことになります。
「ひとり先生が増えるから、数学を分けて教えよう」などと、
まぁ、良い面もあるかもしれないですね。
でも、そのために学校の支援クラスは存在しているわけではもちろん、ありません。
ときどき、
「支援クラスに所属だけしてくれたら…」などという声を聞いたこともありましたが、
今もそんな声があるのか、どうだか、私にはわかりません。
子どもさんの就学について考える季節になってきました。
親御さんは、我が子の成長、学習の学びやすさなど、
そういうことを考えて、どうしようどうしようと悩まれていると思います。
療育の方や中学校の先生方ももちろん、そうでしょうけれど、
そうでない、よこしまな要因もあるかもしれないことは、
知っておいたほうが良いかもしれないですね。
一度、支援クラスに入ったが最後、六年生まで、中三まで、絶対に出られない。
一度出たら、どんなに状況が変わっても、支援クラスには戻れない。
そんなことあったら、現場は、どこ見て仕事してるのかな?と、
疑ったほうがいいかもしれないですね。
学校は、子どもの学びを一番に考える場所であって欲しいものです。