日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

当たり前の警戒モード。

2018-11-01 13:56:55 | 発達応援
 寒い!寒い!寒い!

 今朝の寒さは、バイクのエンジンがかかったと思ったら、
止まったくらい寒かった!

 バイクカバー買わなくては、ヤバいと思った11月のはじまりです。

 身体そだてをしている中で、色々なお子さん、親御さんとの出会いがあります。

 先日、出会ったお子さんは、あらかじめ、
「初めての人、場所、やることに緊張する子です。」というようなことを親御さんからお聞きしていました。
もちろん、全然構いませんよ〜、とお返事しました。

 でも、ふと、考えると、
自分が行きたい!連れて行って!と言った遊園地や催し物と違い、
親が自分をどうしても連れて行く!という場所に、
警戒感や不安感を抱かない子どもさんって、果たしてどのくらいいるのでしょうか。

 不安を表に出さず、ポーカーフェイスの子もいるでしょうが、
自分が連れて行って欲しいと言ったわけではないのに、行く場所。
不安があって当然だと思うのです。

 ああ、何するんだろう。
不安だなぁ、とじーーーーっと様子をうかがう子は、
それはそれで、その子らしい子どもらしい素直な反応だなぁと私は思っています。

 何が言いたいか、というと。

 もしかして、療育の場や発達検査を行うようなセンターって、
そういう子どもが初めての場所や人に見せる、「人見知り」な感じや緊張した表情さえも、
「発達障害由来」とか「自閉だから云々」と、
親御さんに思わせるような言動をしてているのかなぁ、ということです。

 そして、療育やセンターなどで行う、
訓練的なことに子どもが参加しないと、子どもが悪いことになるのでしょうか。

 子どもは自分がやって、楽しそうなことはやります。
また、自分にできることはするけど、やさし過ぎることはすぐに飽きるし、
難しすぎることも、チャレンジはするけど、すぐやらなくなります。

 そういう、子どもの行動を子どものせいにするような場所は、
たとえ、無料で通えるところでも、百害あって一利無しだと思います。

 子どもの素の反応や行動は、その子の今の状態を表しているのでしょう。
子どもが自分のタイミングで動き出し、思う存分身体を動かして、
自分に必要なことを楽しくできる。

 そうする中で、子どもさんのできることが増えていって欲しいなぁ、と思ったことでした。

 


 









コメント
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