日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

教科書は学習の羅針盤。

2018-11-15 16:53:46 | 発達応援
 昨日の朝、バイク通勤でファスナーから入って来る風が冷たかったので、
一枚多めに着て、バイクに乗りました。

 あったかい。
そろそろ、冬用通勤着にチェンジですねぇ。

 約8年、小学校、中学校で支援員をしていました。

 星本は先生方の棚に並んでいるのは見たことがありましたが、
実際に、教室で使っているのは見たことがありませんでした。

 で、星本って、何?という方は、
てらっこ塾さんのブログをお読みください。

 「一般の教科書」と「特別支援学校・知的障害者用教科書

 そして、私が勤めていた小中学校では、
支援クラスの子どもたちも学年があがるたびに、真新しい教科書をもらっていましたが、
教科書が渡されない子どもが存在することを同じく、てらっこ塾さんのブログで知りました。

 びっくり、衝撃ですし、腹が立ちます。

 学校に教科書がないわけはない

 私は運がいいのか、支援クラスの子どもたちに学力をつけようとする担任の先生と仕事をしました。
計算できるように、字の読み書きができるようにと教科書を使い、
手作りの教材(問題集のコピーではなく)も使いながら、時間いっぱい授業をし、
宿題を出しと休み時間も含め空き時間なく、学力向上、体力向上にあたり、
子どもたちもそれぞれの理解度で、それぞれに力をつけていました。

 支援クラスの子どもだから、凸凹っ子だから、知的障害があるから、
だから学力はまぁ、いい、というお子さんに出会ったことはありませんでした。

 どの子も、それぞれ今よりできるようになりたい、覚えたい、と必死でした。
もちろん、宿題はやりたくない日もあって、嘘をついたり、ズル言ってサボっていることもありました。
そんなときは、他の子同様、宿題してから部活いかせたり、帰宅させたりしていました。

 宿題の基準はその子が今学習している、教科書が基準でした。
基準がなくして学習させることは、とても難しいことです。

 教科書は、子どもに知って欲しい、到達して欲しい知識のおおまかなめやす、目標になります。
それなくして、計算させたり、字を書かせたりすることは、
広い場所で目的地もなく、ふわふわしているだけではないでしょうか。

 余程、子どもに学力つける腕に自信がある先生ならば、教科書なしでできるのでしょうか。
私には知る由もありません。

 私の住む地で、教科書なしで、目的地もなく学習する子がいないことを願うばかりです。

 
コメント
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