日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

人も自然も。

2020-05-12 18:31:00 | 発達応援
今日は養生でおからでお味噌を作りました。で、電車を待つ間、養生仲間と木々に囲まれ、風に吹かれて、珈琲飲みつつ、おしゃべり。




家族連れがボール投げしてたり、川辺でお弁当食べていたり、広々とした空間でみんな思い思いに過ごしていました。

「マジック見ませんか?」とマジック売り(?)の青年も声をかけてきました。時間が限られていたので、次に会ったらね!

そんなおしゃべりの中、面白いことを聞きました。

同じく養生仲間の方がご自身の持つ山の手入れをされていて、その手伝いに行かれたときのこと。

山のある部分が土が流れるのか、穴が空いたようになっていたらしいのです。

私などの素人考えだと、おそらく、周辺の土をそこに持っていき埋めてしまうと思うのですが、さにあらず。

なぜ、その部分だけ土が流れたのか、ということを探って、そこの部分に戻らなければ、表面上土を持ってきて埋めてもまたそこは穴が空いてしまうのだそうです。

その話を聞いて、ほぉおお〜と感心。

表面上の問題をこねくるのではなく、根本の原因にあたる。これは子ども(或いは大人でも)に凸凹があったとしても、その目に見える凸凹をどうにかするのではなく、どうしてそういう凸凹が生じているか、と個々人の発達を辿っていくことと一緒ではないですか!

他にも、ブト(ブヨともいう、虫)が多くても、土が変わればブトが減るなど、表面的な解決ではない、自然との取り組みの話を聞きながら、「ああ、ヒトも自然も土台なんだなぁ」と心底納得したおしゃべりの時間でした。

忙しい日々に、見た目重視になりがちですが、土台からに勝るものはないのですね。

私たちヒトも自然の一部であることを忘れないようにしなくちゃなぁ、と短いおしゃべりの中でしみじみ思うことでした。


コメント
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